BBC News

2017年7月26日

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米上院は25日、ドナルド・トランプ大統領が公約に掲げてきた医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案の審議入りを可決した。

僅差での審議入りが決まった法案をめぐっては、与党・共和党の議員数人が内容の一部に難色を示していたが、一部は審議入りに賛成した。

オバマケア改廃に向けた取り組みは過去数週間で、何度か頓挫(とんざ)している。

25日の採決に先立ち、トランプ大統領はツイッターで、過去7年間にわたってオバマケアの廃止を約束していた共和党の議員たちが改廃法案の審議入りに反対するのは、オバマケアでもいいと言っているのと同じだ、と警告していた。

定数100の上院で、与党・共和党から賛成した議員は50人で可否が同数となったことから、上院議長を兼ねるマイク・ペンス副大統領が賛成票を投じ、審議入りが決まった。

採決の際、脳に腫瘍(しゅよう)があると診断されたことを先週公表していた共和党のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)が姿を現すと、議員らは立ち上がって拍手した。マケイン議員は審議入りに賛成票を投じた。

トランプ大統領はツイッターで、マケイン議員が採決において「とても重要な役割を担った」と称賛した。

今後の動き

上院で今後、どのような内容が議論され、採決が行われるのかは依然として不明だ。

与党内で幅広い支持を得られずにいる改廃法案の成立を目指すか、2年後にオバマケアを廃止する法案をまず成立させて、その間に成案を得るという、2つの選択肢があるとされる。

一方、合意が得られやすい限定的な措置のみを法案化する手法にも言及されている。

(英語記事 Obamacare: US senators vote in favour of debating repeal

提供元:http://www.bbc.com/japanese/40724374

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