2017年9月26日(火)

ナブテスコ

2017年8月21日

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自動ドアのある風景──オフィス、店舗、交通機関、病院、ホテル、そして航空機の格納庫にも。それぞれに適した機能を持つドアがある。60年前、日本初の自動ドアの誕生以来、その進化を支えてきたのは社会に役立ち、人に優しい扉を求めてやまない開発スピリッツだ。

人の動きを読んで開くインテリジェントな機能ドア

 前を横切るだけでは開かない。向かってくる人にだけ反応する賢い自動ドアがある。その名も「インテリジェントecoドアシステム」。開発したのは、ナブテスコ。1956年に国産初の自動ドアを送り出して以来60余年、「NABCO(ナブコ)」ブランドを掲げてシェア1位を独走するトップメーカーだ。同社住環境カンパニー商品企画部長の後藤田純氏はこう話す。

「人だけでなく、空気や情報もゲートを行き来する。そう考えると、自動ドアの未来のカタチはもっと面白くなりそうです」(後藤田純/ナブテスコ株式会社 住環境カンパニー商品企画部長)

  「駅ビルや大きな病院、空港ロビーなどの人通りの多い場所では、ドアの前を人が横切るたびに開いたり閉まったり、あるいは開きっぱなしで外気が入り込んだりして困りますよね。タッチスイッチ式の自動ドアならその心配はなさそうですが、一方で車いすに乗った方や目の不自由な方、荷物やカートで両手が塞がっているような人には不便です。それなら、センサーで人の動きを読み取って、通りたい人にだけ反応させようと考えました」

 聞けば、このドアの前には72のエリアに分割された見えない検知ゾーンがあり、そこを通過する物体の速度や方向から「通りたい人」の動線を瞬時にキャッチするのだという。斜めに進入してくる人がいても、その角度がドアの方向でなければ開かない。

 この技術の採用により、自動ドアの不要な開閉を抑え、快適な室内環境と省エネ、バリアフリーを実現することがナブコ自動ドアの狙いだ。事実、駅や病院でのモニター調査の結果、不要開閉時間が約45%、外気流入量が約40%、空調機の消費電力量が約20%、それぞれ削減した(ナブテスコ調べ)。

人と社会と時代のために進化を続ける「だれでもドア」

 だれにでも優しく、使いやすい自動ドア──「だれでもドア」のあり方を追求することが、NABCOに連綿と継がれる開発コンセプトである。

 「意識されることはないかもしれませんが、自動ドアの世界は実は日進月歩。今も進化を続けています」と後藤田氏が言うように、引き戸、開き戸、回転扉といった一般的な自動ドアだけでなく、気密・遮音ドアや防火戸、セキュリティゲートなど、利用者や時代の求めに応じて開発されてきた多種多様な機能の自動ドアが、日常生活の至るところで役目を果たしている。

 「最近では、高齢化社会に伴うバリアフリーや安全性、そして省エネ、防災、セキュリティなどをテーマに企画開発する商品が増えていますね」

 多機能トイレの自動ドアを操作するための押しボタンスイッチもその一つ。次に操作するボタンやドアの動作状況を光と音で案内する機能をはじめ、視認性や押しやすさを高める色に大きさ、レイアウトなど、大学研究室の協力も得て、だれにでもわかり、使えるユニバーサルデザインを体現した。この7月からは、東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えた新機能として、日・米・中・韓の多言語対応バージョンが加わっている。

「マーケットイン」の発想で自動ドアの最前線を拓く

 製品開発のスタンスは6年前、商品企画部の創設を機にプロダクトアウト的な立ち位置から脱却し、徹底した顧客視点重視の「マーケットイン」起点へとシフトした。その結果、「つくる」のではなく「買っていただける」の発想法への意識改革が進んだと、後藤田氏は振り返る。その背景には、「顕在ニーズを拾うだけでは不十分。潜在ニーズをいかに掘り起こすかが勝負」との思いもあった。NABCOのウェブサイトで「おすすめ商品」を見ればわかる。ユニークな機能性自動ドアの数々はその進取の姿勢の現れだ。

 同時にそれを可能にしているのが、60年の歴史に裏打ちされた技術力と、全国に展開するサービスネットワーク、そして業界リーダーに備わる革新の気風だろう。そうでなければ「累計生産台数200万台」は成し得なかった。

インテリジェントecoドアの紹介動画はこちら https://youtu.be/dOFwVyUNBII