東京家族風景

2017年11月14日

»著者プロフィール
 

大輔:私は元々アメフト選手でアメリカプロ経験、日本代表も数回あり本気でこの格闘要素の強い競技を10年間取り組んできました。引退して4年。子供も3歳、4歳となると少しずつ手も離れ、自分自身の時間も持てるように。ふと鏡に映る自分の体を見ると、努力もしない体はみるみる衰え、と同時に気持ちも弱くなっていることに気が付いたのです。仕事では、責任もありプレッシャーと向き合う中、このままではダメだ。次はビジネスの場でしっかり成果を出していくことが30代の男として、そして父親としてあるべき姿で、見せたい姿だと。ママ達はどんどんコミュニティを作っていく。悩みを共有し解決し、新しい世界が広がっている。そんな中、仲のいいパパ友と意気投合し朝早く2人でランニングでもしようと始めたのがDPTの始まりです。1月の毛穴も縮こまる寒さの中、限界まで追い込んだ後に見た朝焼け、朝日に照らされるビル群、川面に反射するキラキラとした景色は忘れられません。

 飲み会で繋がる関係は否定はしないものの、何か物足りない。

 じゃあトレーニングがしたいのかというと、それも違う。ジムで黙々とやるのはもう卒業。

 これまでジムで黙々一人で10頑張っても、10しか成果や喜びはなく、それはアメフトの世界で十分やりきった。これからは、プロアスリートを目指すわけではなくビジネスパーソンとして成長できる切磋琢磨できる取り組み、仲間を作りたい。10の頑張りが100にも1000にもなって返ってくるそんな場を作りたいと思ったのがきっかけです。

 私は欲張りなので、体も鍛えたければ、知の共有、仲間づくりを全部同時にやりたいのです(笑)。

 そこから仲の良いパパ友が参加し数カ月は4人、1年半経つと50人。平均年齢は34.8歳。

 勝どきをはじめベイエリアは高層マンションの樹立に始め移住者、特に結婚間もない夫婦など通勤の便利さと子育て環境を求めて移住者が多いのが特徴です。かくいう私もです。

 ある日トレーニング後に子供と街を歩いていると、トレーニングメンバーとその家族に会いました。数時間前に息も絶え絶え追い込んだ仲間、子供たちも仲良く遊んでいる光景を見て、移住してきた身として、とても安心したことを覚えています。DPTのメニューは正直きついです。いや、きつくないと意味がないのです。自分の弱いところを見せられることが、圧倒的な信頼感に繋がることに気付き、今のテーマは「トレーニングで街づくり」です。

 

真一郎:僕の場合は、ちょうど5人目の参加者で、保育園のパパ同士で飲んでいるときに大輔さんから誘われてその翌週から参加しました。参加当時はまだ Daddy Park Trainingという「チーム」というよりは「コンセプト」のような状態でしたが、大輔さんの人間的な魅力も相まってそのコンセプトに惚れて、参加当日まで遠足前のようにウキウキしていたのを覚えています。

 また、僕自身大学時代にキックボクシングに勤しんでいたことから、社会人になってもランニングをしたりジムでウェイトトレーニングをしたりしていました。そして、結婚して家庭を持ち、子供ができたときに、月並みですが大事なものを守れるようにもっともっと強くなりたいと思うようになりました。肉体的にも精神的にも、そして仕事においても。その一環として、早朝一人で出社前にランニングや24時間営業のジムでウェイトトレーニングをしていた自分にとって、DPTはドンピシャのコンテンツでした。加えて言うなら、大輔さんに言われた「自分の体重も扱えないのに重りなんて扱えない」という一言が僕をパークトレーニングに目覚めさせました(笑)。

関連記事

  • PR
  • 新着記事

    »もっと見る