ベストセラーで読むアメリカ

2010年11月23日

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 The French had many brilliant talents―cooking, painting, fashion, wine―but they were not good at government. French officials saw themselves as some kind of aristocracy, and thought it was perfectly all right to keep citizens waiting hours. A dose of German efficiency would do them a world of good. The same went for the disorderly Italians. Eastern Europe would benefit most of all. The old Russian empire was still in the Middle Ages, with ragged peasants starving in hovels, and women flogged for adultery. Germany would bring order, justice, and modern agricultural methods. (p785)

 「フランス人は多くの素晴らしい才能を持っている。料理や絵画、ファッション、ワインなどだ。しかし、行政は苦手だ。フランスの官僚は自分たちのことを貴族階級かなにかと思っており、国民を数時間待たせても全く問題ないと思っている。ドイツの効率性をちょっと加えるだけで、フランス人にとって良い世の中になる。だらしないイタリア人も同じだ。東ヨーロッパもだいたい似たようなものだ。古いロシア帝国はまだ中世のようで、ぼろをまとった農民たちはあばらやで飢え、女性は姦通するとむち打ちされている。ドイツは秩序と正義、近代的な農業技術をもたらすだろう」

 おそらく第2次世界大戦が主な舞台となる第2作では、ケン・フォレットはどのような世界を描き出すのか。日本に関する言及も増える可能性が高いだけに楽しみだ。気になる第2作は2012年の発売だという。

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