前向きに読み解く経済の裏側

2018年2月7日

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塚崎公義 (つかさき きみよし)

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行。主に調査関連部署に勤務した後、2005年に銀行を退行して久留米大学へ。著書に『増補改訂 よくわかる日本経済入門』(朝日新書)、『老後破産しないためのお金の教科書』(東洋経済新報社)、『世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書』(宝島社)、『なんだ、そうなのか! 経済入門』(日本経済新聞出版社)など多数。

日本は長期金利を固定しているので、波乱も

 余談ですが、日銀は、長期金利をゼロに固定しているので、「出口戦略」が難しいかもしれません。景気が拡大して企業収益が好調となっても長期金利が上がらないと、バブルが発生しかねないからです。

 もっとも、「惚れ込み型バブル」が発生するためには、単に景気や企業収益が良いだけではなく、人々が「日本経済は素晴らしい。今後も順調な発展を続けるだろう」と信じなければいけません。「少子高齢化で日本経済は縮んでいく一方だ」と信じている人が多いことを考えると、日本でバブルが発生するといった心配は杞憂なのかもしれませんね。

  
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