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2018年2月13日

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バラク・オバマ前米大統領とミシェル夫人の公式肖像画が12日、ワシントン・スミソニアン博物館の国立肖像画美術館でお披露目された。

オバマ氏を描いたのは、アフリカ系米国人を古典的な画法で描くケヒンデ・ワイリー氏。ミシェル夫人は、社会正義をテーマにしているエイミー・シェラルド氏が描いた。

オバマ氏は、「うちの家系をさかのぼれる限りさかのぼっても、知る限り、肖像画を描いてもらったのはほかにいない」と述べ、自分の絵を「けっこういけてる」と評した。

ミシェル夫人は「すごい!」と自分の絵を称え、「特に女の子と有色人種の女の子が今後この場所を訪れて、見上げるとそこに自分と同じような外見の人の絵がこの偉大な施設の壁にかかっているのを見る。それが女の子たちの人生にどう影響するか承知している。自分もそういう少女の1人だったので」と述べた。

オバマ氏は、自分の妻がいかに「ホット」か再現したと、シェラルド氏を称えた。さらに、自分を描いたワイリー氏は「不利だった。題材が(ミシェルさんほど)魅力的じゃないから。彼女ほどクールじゃない」と自嘲した。

ワイリー氏は、色鮮やかな庭に座るオバマ氏を描いた。一方のシェラルド氏は、単色を背景に座るミシェル夫人を、抑えた色調で描いた。

感極まった様子のワイリー氏は、「最初のアフリカ系米国人の合衆国大統領の肖像画を描く、初のアフリカ系米国人の画家になれるなんて、圧倒される思いだった。これほどうれしいことはない」と述べた。

ソーシャルメディアの反応は賛否両論だった。

庭に座るオバマ氏の絵は、人気歌手ビヨンセさんの写真によく似ていると指摘する人もいた。

https://twitter.com/cwordock/status/963075270369562629

人気アニメ「ザ・シンプソンズ」が「1994年にオバマの肖像画を予想していたなんて信じられない」と書く人もいた。

https://twitter.com/SirajAHashmi/status/963081971839664129

称賛の声もあり、「ケヒンデ・ワイリーのバラク・オバマの絵が、庭にいる黒人男性をこうやって描いていて、なんて驚くほど力強いのか、その話をしよう。既成の色々なものをいったん分解して、男性性の新しい姿を作り出している。黒人男性がこういう姿を公の場で探求する機会はめったに与えられない」と評価する人もいた。

https://twitter.com/MsPackyetti/status/963078607622037505

ミシェル夫人の絵があまり本人に似ていないという批判もある。それについて、米作家パーカー・モロイ氏は、「ミシェル・オバマの肖像画が似ていないという意見が多いのは知っているけど、シェラルドの画風がかなり繊細なせいかも。間近で見ないと、細かいディテールがよく分からないから。こうすると見やすいかも」と書いた。

https://twitter.com/ParkerMolloy/status/963081385807437824

(英語記事 Barack and Michelle Obama's official portraits unveiled

提供元:http://www.bbc.com/japanese/43040273

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