メイドインニッポン漫遊録 「ひととき」より

2018年4月26日

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いであつし (いで・あつし)

コラムニスト

1961年、静岡県生まれ。コピーライター、「ポパイ」編集部を経て、コラムニストに。共著に『“ナウ”のトリセツ いであつし&綿谷画伯の勝手な流行事典 長い?短い?“イマどき”の賞味期限』(世界文化社)など。
 

ざっくりとした味わい、高いフィット性・耐久性・速乾性があるもの、ワッフル素材など、デザインや機能が多彩なロトトのソックス。こちらは税別1,800円から

ソックスはお洒落の名脇役

 靴下を下に見てはいけません。一足の靴下から、その日に着る服を選ぶこともあるし、コーディネートに合わせて、靴下の色や柄を遊んでみたり。ごついブーツを履いた時には厚手のスポーティな靴下、華奢なドレスシューズの時には薄手のエレガントな靴下。靴下は床上30センチにその人らしさが出せる、お洒落の名脇役なのです。たかがソックス、されどソックスなのであります。

 
 
穿いてます、ロトト。後ろの建物の文字にもご注目

 筆者のお気に入りは、「ロトト」という日本の新鋭ソックスブランドが作るソックスである。実を言うと、日本製の靴下はあまり持っていない。足首に痕がつくほどしっかりしすぎたリブの穿(は)き口。色褪せてくると貧乏臭い地味な色柄。よくあるブランドのワンポイントマーク入りのデザイン。とまぁ、残念ながら日本製の靴下は、ファッションの脇役としては大根役者ばかりなのである。

 しかしロトトのソックスは違う。とことん穿き心地と素材にこだわり、デザインも海外の有名ソックスブランドと比べてもひけをとらない。モノにうるさいセレクトショップでも扱われていることから、クオリティーの高さがわかる。ようやく日本製の靴下にもお洒落の名脇役が出てきたのだ。ちなみにロトトというブランド名の意味は……。それはまたあとでお教えしましょう。

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