山師の手帳~“いちびり”が日本を救う~

2018年3月23日

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日本産業の生き残る道

 今回のスーパーサイクルは第4次産業革命による云わばIoTの時代と関連している。

 繰り返しになるがAIやロボットに代表される技術革新である。そこにデジタルサービスの変化が「モノをインターネット」でつなげはじめたのである。この流れはモノづくり大国日本にとっては日本の強みが生かせるはずだが、現時点では世界の先進的デジタルプロジェクトからは一周遅れで追いかけていることも事実である。しかし日本の産業のすそ野は技術に裏打ちされた(中小企業の)生き残りをかけた強かさと力強さがある。だから、世界に負けることはないと信じたい。

 金融危機はほぼ10年の周期で発生するといわれている。今年の2018年の2月にアメリカ株の急落から世界同時株安が起こった。株式市場は一気に約8%も急落した。すわや本格的大暴落(クラッシュ)が来たのではないかと大騒ぎするメディアもいたが意外に軽微に終わった。

 確かに10年前の2008年にはリーマンショックがあったし、20年前の1997年には金融危機があった。さらに30年前の1987年にはブラックマンデーがあった。10年に一回の金融危機が起こるパターンである。金融クラッシュからコモディティーも暴落するかと身構えたがはたしてそうはならなかった。私見ではあるがすでにレアメタルコモディティーのスーパーサイクルに突入していると確信している。

 新たな10年間の波が始まったと推察するが市場動向を充分に注意しながら今後も注目していきたい。

  
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