BBC News

2018年4月10日

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インド東部のオリッサ州で7日夜、乗客1000人を乗せた電車22両が約11キロ逆走した。けが人はいなかった。従業員7人が停職処分となり、取調べを受けている。

逆走していた電車は、鉄道会社の従業員が線路上に置いた岩で止まった。乗客や乗務員にけがはなかった。

携帯電話のカメラで撮影された、事故の様子を収めた動画には、車両が逆走して駅のホームを通過し、それを見た人が叫んでいる様子が映っている。

インド鉄道省の報道官J・P・ミシュラ氏はAFP通信に対し、停職となった従業員7人は定められた手順に従わなかった疑いがあり、調査を開始したと話した。

鉄道省の担当者は、車両を切り離す際のブレーキ操作を誤ったか、使われなかったと考えている。

「とんでもない惨事になっていたかもしれない。警戒していた従業員のおかげで、それは回避できた」とミシュラ氏は述べた。

インドではこのような事故は珍しいことではない。全国で1日に約9000本の電車が走り、2200万人以上の乗客が利用するものの、車両の多くは旧式だ。

昨年11月には、旅行中のインド人農家の集団を乗せた電車が、時速160キロで「間違った方向に」走った。寝ていた農業従事者が目を覚まし、異変に気づいた。また昨年8月には、インド北部のウッタル・プラデシュ州で電車が脱線し、少なくとも23人が死亡した。

(英語記事 India engineless train rolls back for miles

提供元:https://www.bbc.com/japanese/43707905

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