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2018年5月9日

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オーストラリア連邦議会で9日、選挙当時に二重国籍を保有していたとして、議員5人の議員資格が無効となった。オーストラリア憲法は、二重国籍保有者が選挙で公職に就くことを禁止している。

昨年には、上下院で合わせて10人が同様の理由で辞任に追い込まれた。

最高裁にあたるオーストラリア高等裁判所はこの日、ケイティー・ギャラガー元老院(上院)議員と4人の代議院(下院)議員について、議員不適格との判断を下した。この判断は、新たなテストケースとなるとみられている。

不適格となったギャラガー議員と代議院のジャスティン・キーイ議員、ジョシュ・ウィルソン議員、スーザン・ラム議員はいずれも野党・労働党所属。残るレベッカ・シャーキー下院議員は少数政党の中央同盟に所属している。

二重国籍をめぐる問題によって昨年7月以来、同国の政界は不安定化しており、時にはマルコム・ターンブル首相率いる与党・保守連合が代議院に持つ過半数議席を脅かしてきた。

今回空席となった代議院の議席を得れば、ターンブル首相は過半数議席を強化することができる。

票の再集計

オーストラリア高裁は、元老院のギャラガー議員分の空席について、2016年の連邦選挙の投票結果を再集計して当選者を決めるとしている。

代議院の4席については、同様の方法か、補欠選挙によって交代となるもよう。

ギャラガー氏は昨年、2016年の選挙時に英国籍を返還していたかどうかという疑惑が持ち上がった際、自ら裁判所に照会した。

同氏は9日、「この混乱がオーストラリア首都特別地域(ACT)の代表の1人にも起きたことを、ACTの人々に謝罪します」と述べた。

労働党のビル・ショーテン党首は、不適格となった4人の代議員のうち3人が再選を狙うだろうと話した。

ショーテン党首は、労働党はこれまで問題となっている憲法44条a項の古い解釈を採用していたと説明した。

その上で、「今回、高裁は決定を下した。これはわれわれが対処すべき事実だ」と付け加えた。

(英語記事 Australia MPs ousted over citizenship

提供元:https://www.bbc.com/japanese/44050214

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