使えない上司・使えない部下

2018年6月13日

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 私は開店のときに、藤本を強引に「店を手伝ってよ」と誘ったんです。2人でお酒を飲んでいたときに。ほかの人には言えないことなども言えるし、支えてくれる気がしたから。今は、かけがえのない、スーパーサーブですよ。タッグじゃないのかな、お互いがマイペースだから…。

 私は、「使える上司」ではないだろうな。気をつけているのは、「私は店主だから一番上」と上から目線にならないこと。私がお願いして働いてもらっているし、狭いお店に二人なのでお互い毎日笑顔で元気に働きたいじゃないですか。上司というよりは、仲間なんですよね。ここが、私が上の立場になれないダメな所かもしれない。

上司ならば、きちんと管理すればいいじゃない

 店をオープンする前に、私はある店で修業をしていたんです。厨房に冷蔵庫があって、賞味期限が過ぎた食品があったようなのです。チーフが担当の料理人を殴ったんですよ。「使えねぇ奴」ってね。まぁ、賞味期限過ぎはよくないけど、そこまですることでもないんじゃない? と私、思いましたよ。未然にその問題を防ぐことができずに、管理ができないお前こそ使えねぇんじゃないの? と言いたくなった。上司ならば、きちんと管理すればいいじゃない。

 (井上)京子さんみたいに、人の上に立つ人は、下の人を生かすことをしないと…。相手を生かして、自分も生きる。相手を光らせて、自分も光る。私は、京子さんや藤本、現役の頃の仲間たち、カブキさんのファミリーやお客さんたちに光らせてもらっていますけど…。私って、恵まれているんですよね。そろそろ、開店時間だから…・。後は、お店に来てくださったら話しますよ。

  
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