定年バックパッカー海外放浪記

2018年7月1日

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高野凌 (たかの りょう)

定年バックパッカー

1953年生まれの62歳。横浜生まれ、神奈川県出身。大学卒業後は商社、メーカー勤務を経て2013年定年退職。2014年春から海外放浪生活を始める。放浪歴は地中海、韓国、インドシナ半島、インドネシア、サンチアゴ巡礼など。サラリーマン時代は主として海外業務に従事。ニューヨーク、テヘラン、北京にて海外駐在を経験。身長170センチ、57キロ。獅子座。A型。現在2人のご子息は独立し、夫人との2人暮らし。孫1人。

モンゴル人カップルが描く未来

 9月30日。夕刻、乗合タクシーでモンゴルの鉱山町エルデネトに到着。モンゴル入国時に知り合ったガラ君がカローラの中古車に乗って迎えに来てくれた。ガラ君は日本に3年半滞在した親日家である(本編第1回ご参照)

ガラ君の一家。1人娘のアヤは男の子のように断髪しているが、モンゴルの習慣で一度断髪すると元気に育つという

 ガラ君から招待を受けて夕食をご馳走になる予定であった。ガラ君の奥さんのミユキさんのお母さんが所有しているアパートにガラ君一家は間借りしていた。アパートは社会主義時代に建てられた5階建て。

 カラフルな外観はソ連邦時代の社会主義国家の特徴であろう。“ベルリンの壁”崩壊直後に訪れた東ベルリンのアパート群を彷彿させた。エレベーターはなく4階まで階段を上った。建物内部では配管や配線の一部がむき出しになっており、修繕費用が不足していることが覗えた。

ソ連邦時代にロシア人が建設した鉱山都市エルデネトの全容

 ガラ君一家にはアヤちゃんという3歳になる娘が一人。ガラ君が日本で板金工として働いて貯めたお金で中古カローラを買って、さらに近くの新築アパートを購入したので3カ月後には新居に移るという。

 ガラ君一家のお話は次回に続く

⇒第3回に続く
 

  
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