BBC News

2018年7月23日

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カナダ東部トロントで22日夜、連続発砲が起き14人が撃たれた。警察によると若い女性が死亡したほか、発砲犯が射殺された。

現場は、ダンフォース通りとローガン通りに挟まれた地域。撃たれた人の詳しい容体は現時点で確認できていないが、中には重体となった年少の少女もいるという。警察は情報提供を呼びかけている。

近くの病院に運ばれた人がいるほか、一部の人が現場で手当を受けている。少なくともカフェあるいはレストランの2カ所を狙ったとされる犯人の動機は分かっていない。

トロント市警はツイッターに、「ダンフォース通りでの発砲に関する捜査は、市警の殺人捜査課を中心に進められている。14人が撃たれ、女性1人が死亡した。年少の少女が重体。目撃者は警察に直接連絡してほしい。日曜から月曜にかけての夜間は416-808-5504まで。日中は殺人捜査課の416-808-7400まで。匿名の情報提供は1-800-222-8477まで」と投稿した。

https://twitter.com/TPSHomicide/status/1021258334576435200

トロントのジョン・トーリー市長は、「日曜の夜を楽しんでいた罪のない人々」への「卑劣な」攻撃だと強く批難した。

トロント市があるオンタリオ州のダグ・フォード首相はツイッターで、「トロントで起きたおぞましい銃を使った暴力による犠牲者・負傷者や家族にお悔やみとお見舞いを言いたい。影響を受けた全ての人を助けるため迅速に対応した緊急対応隊員たちにお礼を言う」とコメントした。

https://twitter.com/fordnation/status/1021238815690698753

銃による暴力がカナダで起きるのは、国境を接する米国と比べてかなりまれだが、トロントでは近年、攻撃事件が急増している。

発砲の経緯

カナダの新聞グローブ・アンド・メールによると、午後10時(日本時間23日午前11時)過ぎに緊急対応を求める電話があった。現場は、多くの地元市民が利用する噴水のある柱廊で、当時たくさんの人がいたという。

ディミトゥレスという名前のカフェレストランにいた客が多数負傷したと報じられている。

目撃者たちは銃声が立て続けに聞こえたり、途切れたりを繰り返したと語った。

当時、兄弟と一緒に通りを歩いていたというジョン・タロックさんはグローブ・アンド・メールに対し、「銃声がして、止まったかと思ったら、また銃声がした。そしてまた止まって、さらにまた銃声がした」と語った。

「全部で20~30発くらい聞こえたと思う。かなり聞こえた。皆叫んでいたが、全員心配していたと思う」

自動車を運転していたジム・メリスさんは同紙に対し、黒い野球帽をかぶり、バンダナを身につけた白人の男がメリスさんの車の前に飛び出してきたと語った。男は道を渡って銃を取り出し、カフェの窓越しに発砲し始めたという。

ジョディ・スタインハウアーさんはCBCニュースに対し、現場近くのレストランに家族といたところ、爆竹のような音が10~15回聞こえたと話した。「外で叫び声が聞こえてきた」とスタインハウアーさんは語った。

(英語記事 Nine people shot in Toronto, gunman dead

提供元:https://www.bbc.com/japanese/44920790

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