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2018年7月24日

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猛暑が続く日本で23日、最高気温が摂氏41.1度という観測史上最高気温が記録され、気象庁は新たに健康管理に十分注意するよう勧告を出した。

日本ではここ数日、猛暑が続いており、暑さによる死者は15人から最大で40人とも報じられている。

東京に近い埼玉県熊谷市では23日、最高気温が摂氏41.1度を記録。2013年に高知県四万十市で記録された41度を上回り、観測史上最高気温となった。

この日は10都市以上が最高気温約40度に達した。

日本の気象庁は、空調の効いた空間に留まり、水分を補給し、猛暑で疲労しないよう休憩を取るなどといった対策を国民に推奨している。

気象庁の担当者はAFP通信に対し、気温が35度かそれ以上の地域の人は熱中症に十分注意するべきだと述べた。

「それより低い気温であっても、小さい子供や高齢者には高温が危険となる可能性があるし、周囲の状況や行動によっても変わってくる」と気象庁の担当者は警告した。

ツイッター利用者の「Naga」さんは、「ひどい暑さで具合が悪くなった人が出て、今日は電車が遅れている。この夏すでに死者も出ているのに、日本の暑さのピークは8月」とツイートした。

https://twitter.com/nagaraj_keshav/status/1021175565531766785

神奈川県横浜市では、熱くなった道路の温度を下げようと冷水をかけたりまいたりする、打ち水として知られる「水の儀式」に人々が参加した。

共同通信によると、暑さのためこの夏すでに1万人以上が病院に運ばれている。

東京近郊の複数の県では23日、複数の高齢者が、猛暑が原因で亡くなった。各自治体が発表した。

AFP通信によると、東京消防庁は22日、都内に救急車を3125回も出動させた。同庁が1936年に救急業務を開始して依頼、1日あたりの出動回数としては過去最多だったという。熱中症や猛暑による疲労で、緊急通報が増加した。

気象庁によると、これまでの最高気温は日本西部の高知県四万十市で2013年8月に記録された41度だった。

観測史上最高を記録しているこの猛暑により、2020年に東京で開催される夏季五輪にも、いくらか懸念が持ち上がっている。

五輪担当者と東京都庁は暑さ対策として、道路に太陽の熱を遮断する塗装を施したり、霧状のシャワーを浴びられる移動式のシャワー場を設置したりするなどの対策を協議している。

小池都知事は、懸念は五輪に参加する選手についてだけでなく、道路で応援する観戦者についてもあると話した。

小池氏は23日の記者会見で報道陣に対し、暑さ対策は2020年東京五輪の成功に向けた主要な柱の1つだと述べた。

(英語記事 Japan heatwave: Temperature breaks national record

提供元:https://www.bbc.com/japanese/44933492

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