2008年7月号
2008年7月号

特集:お殿様の幕末維新――長州藩“そうせい侯”の奇跡

短期間に国体を転換し、近代国家を築き上げた明治維新は奇跡といわれます。 なかでも奇跡中の奇跡といえば長州藩(萩藩)でしょう。
馬関戦争、禁門の変……幾多の困難にもかかわらず、 その度に新たな英雄が立ち上がり、維新最大の原動力となったのでした――。 ところでこのときのお殿様をご存じですか。 正直、他の雄藩の藩主ほど知られていません。
それどころか家臣の進言に常に「うん、そうせい」と首肯していたため   そうせい侯 という、あまりありがたくなさそうな名で呼ばれていたともいいます。 しかし、結果として長州藩から多くの人材が輩出したことは紛れもない事実。 これは単なる偶然なのか、それとも……? いざ維新の地へ!  激動の時代を振り返りながら そうせい侯 毛利敬親の実像に迫ってみましょう。

車窓歳時記
ひろ さちや
住吉大社

今月の旅指南
高知県香南市・絵金祭りほか

特集
お殿様の幕末維新
――長州藩“そうせい侯”の奇跡

荒井孝治・写真
【再考 毛利敬親】
●愛すべきお殿様“そうせい侯”
清水義範・文
●有能な家臣に従う毛利敬親
松本健一・文
【紀行】
長州をゆく――“そうせい侯”訪ね歩き
木村幸比古・協力 ペリー荻野・文

今を決めたあの時
吉永みち子・文 赤城耕一・写真
松沢哲郎 チンパンジーの知性を探求

個人美術館ものがたり
赤瀬川原平・文 川上尚見・写真
真鶴町立中川一政美術館――風景の現場がアトリエだった

ひとときエッセイ「そして旅へ」
大塚ひかり
好きな人の生まれ故郷に行く

伊勢、永遠の聖地
千種清美・文/写真
新宮地を和め、鎮める地祭

粋を継ぐわざ
田中敦子・文 渞 忠之・写真
「江戸扇子」深津佳子

名作のひととき
中西進・文 林義勝・写真
掛川・茶畑という人間模様――平岩弓枝『おんなみち』

佳味つれづれ
大内侯子
宮古島 アート・オブ・ティダ フーチバのペースト

いいひと、いいとき
俳優・笹野高史さんの
「工芸」

芭蕉の風景
小澤 實
尿前の関址・封人の家 宮城県大崎市・山形県最上町

まほろばのひかり
裏 宗久・談 喜多 章・写真 木村克彦・構成
宇陀は、宇陀である
――宇陀松山・町並み保存の現場から

歴史街道ウォーキング
兼田由紀夫・文 神谷 潔・写真
大阪の天満宮と東照宮

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