使えない上司・使えない部下

2018年8月24日

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あの社長はワンマンなんてものではなく、独裁者に近いです

 その後、勤務したのはノンバンクです。社長は創業経営者で、一代で巨大な会社にしました。様ざまな意味で優秀な人でしたが、部下には厳しく、時には家畜以下に扱っているように見えました。本社と全国の支社をテレビ電話会議システムなどでつなげて、午前7時から本社での早朝会議などを生放送します。その会議で、社長は支社長などを出しては怒鳴りつけます。その様子を全国の社員が見るのです。

 支社長は反論しないどころか、むしろ、宗教団体の信者のように社長に傾倒しているようでした。あの社長はワンマンなんてものではなく、独裁者に近いです。おそらく、それだけの実績やカリスマ性があったのでしょうね。

 頭は、いいんですよ。話の組み立て方や記憶力は抜群に冴えていました。社長の学歴? うーん、どこの会社なのか、特定できうるからやめておきましょう。もう、その会社はないですけどね。確かに、すごい人でした。

 あの頃は私たち社員の退社時間は、深夜の12時をこえていました。土曜日に休んだ記憶がありません。それでも、私にとっては様ざまなことを勉強させてもらったと思っています。その後、会社を離れ、今は行政書士をしていますが、士業どうしお互いに「先生」と呼び合う業界は、こそばゆい感じすらあります。

 士業の学歴? 最近は、私が知る限りでは高学歴化しつつあるように思います。だけど、実際に稼いでいる先生は、そうとばかりは言えないのかもしれませんね。

  
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