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2018年8月30日

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ドナルド・トランプ米大統領は29日、ホワイトハウスのドン・マギャン法律顧問が秋に退任する予定だとツイッターで明らかにした。マギャン弁護士は大統領選の早い段階からトランプ陣営の顧問弁護士だったが、2016年大統領選に関する司法省のロシア疑惑捜査に自主的に協力していると報道されてきた。

大統領は、「ブレット・キャバノー連邦最高裁判事候補の上院承認(願わくば)が終わって間もなく、ホワイトハウスのドン・マギャン法律顧問は退任する」とツイートした。「僕は長いことドンと組んで仕事をしてきた。仕えてくれて本当に感謝している!」と書いた。

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1034810550025433090

ワシントンの法曹界に顔の広いマギャン氏が、2016年米大統領選のロシア疑惑に関する司法省捜査に長時間にわたり協力していると18日付の米紙ニューヨーク・タイムズが伝えていた。

29日付の米紙ワシントン・ポストは、ロシア疑惑捜査にマギャン氏が協力していることを、政権関係者が問題視していると書いた。同紙は、マギャン弁護士に近い消息筋の話として、秋にはホワイトハウスを去るつもりだったが大統領に辞意を伝えていなかったため、自分の退任をツイートで発表されたのはマギャン氏にとって意外な展開だったと書いている。

1人の大統領に対して、ホワイトハウス法律顧問が次々と交代するのは珍しいことではない。オバマ政権では4人、ジョージ・W・ブッシュ政権では3人、クリントン政権では6人が交代し、大統領法律顧問を務めた。

しかし、マギャン氏は大統領選の早い段階からトランプ陣営の顧問弁護士だっただけに、大統領選におけるロシア当局の介入やトランプ陣営との結託の有無を調べる特別検察官の捜査に、どのように協力しているのかが注目されている。

18日のニューヨーク・タイムズによると、マギャン弁護士はロバート・ムラー特別検察官と「広範囲にわたり協力」しており、過去9カ月の間に少なくとも3回、計30時間にわたる事情聴取に任意で応じている。これによって、トランプ大統領の司法捜査を調べる捜査陣に、他では知りえなかった詳細な内部事情を弁護士が伝えたと、同紙は書いていた。

トランプ氏はこの報道を受けて同日、「ホワイトハウスのドン・マギャン法律顧問と、他にも要請されたホワイトハウス職員全員について、特別検察官に全面協力することを許可した」とツイートしていた。その上で大統領は、「我々は進んで100万ページにわたる文書を提出した。歴史上最も透明だ。結託などない。妨害などない。魔女狩り!」と書いていた。

トランプ氏は29日には、マギャン氏を「本当にいい奴」と呼び、「とても好き」だと強調。ホワイトハウス退任後は民間で働くつもりだろうと述べた。

マギャン弁護士はホワイトハウスと司法省の連絡役を務め、保守派裁判官の任命などを通じた米国司法の保守化というトランプ政権の方針を実行に移していた。

共和党幹部のミッチ・マコネル上院院内総務は声明で、マギャン弁護士の退任を「国にとって悲しい知らせだ」と呼んだ。

「司法とホワイトハウスとこの国にとって、ドンの重要性は語りつくせない。今後もこの国のために努力してくれるよう期待する」とマコネル議員は述べた。

(英語記事 Don McGahn: Trump says White House counsel to depart

提供元:https://www.bbc.com/japanese/45351736

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