前向きに読み解く経済の裏側

2018年9月25日

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塚崎公義 (つかさき きみよし)

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行。主に調査関連部署に勤務した後、2005年に銀行を退行して久留米大学へ。著書に『増補改訂 よくわかる日本経済入門』(朝日新書)、『老後破産しないためのお金の教科書』(東洋経済新報社)、『世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書』(宝島社)、『なんだ、そうなのか! 経済入門』(日本経済新聞出版社)など多数。

株主優待を狙う手も

 株主優待が充実している銘柄も数多くあります。気に入っている飲食店チェーンの株を購入して、株主優待で食事をするというのは、楽しみですし、結構高い利回りになる場合もあります。
企業としては、株主優待で客が増えるのであれば、宣伝効果もありますし、そもそも客が1000円の料理を頼んでも店の変動費(材料費など)は300円程度かもしれませんから、安いコストで株主に喜んでもらえて安定株主になってもらえる、というメリットもあるわけです。

 飲食店でなくても、自社製品の詰め合わせを株主優待にしている企業もありますから、同様の理由で狙い目だと考えて良いでしょう。

 読者が気に入ったレストランや気に入った製品を株主優待としてゲットするということは、今ひとつの意味があります。「読者が気にいるものは、他の多くの消費者も気にいるだろうから、その会社は客が増えて儲かるはずだ」と期待することができるわけです。読者の趣向がよほど他人とズレていれば話は別ですが(笑)。

  
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