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2018年10月18日

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日本の春の風物詩、桜がこの秋、一部で季節外れの花を咲かせている。

薄紅や白の花びらで有名な桜は春に2週間ほど日本のあちこちで花開く。世界中から観光客が見にくるほどの光景だ。

しかし気象情報を提供する日本の企業ウェザーニュースによると、近所で桜の花が咲いているといった報告が、10月に300人以上から届いているという。

専門家によると、相次ぎ発生した台風の影響かもしれない。

「過去にもあったが、これほどの規模は記憶にはない」と日本花の会の樹木医、和田博幸氏はNHKに話した。

和田氏によると、通常は桜の葉が花芽(かが)の成長を抑制するホルモンを出すものだが、今年は大型台風のため木から葉が落ちてしまい、これが季節外れの開花の原因となっている可能性があるという。

和田氏はまた、台風後の気温上昇で、桜が混乱して花を咲かせた可能性もあると加えた。

日本では今年、6月末から10月初めに至るまで、台風被害が相次いだ。25年ぶりの「非常に強い」勢力のまま9月初めに上陸した台風21号では、少なくとも10人が死亡し、各地に甚大な被害をもたらした。

(英語記事 Cherry blossoms bloom unexpectedly in Japan

提供元:https://www.bbc.com/japanese/45898804

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