中年留学日記

2011年8月2日

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 生活基盤の立ち上げと並行して7月に入って早速、勉強もスタートした。とはいっても8月下旬から行くハーバードはなく、20分ほど電車やバスを乗り継いで行く隣町の大学でのサマースクールだ。

 ハーバードでの授業開始に備え、大学院レベルの英語のブラッシュアップや、高度なリサーチ・ペーパー(論文)の書き方を勉強するのが主な目的だ。ハーバードから授業開始までにしっかりと英語力をつけておくようにと条件をつけられていることもあり、いろいろ考えた末にこのコースを選んだ。

 40歳を過ぎて受験生みたいに夏期講習でもないだろうという気にもなったが、このあたりはアメリカ的というか、かなり実践的なコースで、後々役立つと思い、学生時代以来、久しぶりの本格的な勉強が始まった。

日本人同士も英語で会話

 クラスは15人ほど。日本人は私を含めて半分ぐらい、このほか韓国人、中国人、スペイン人、エクアドル人など顔ぶれも多彩だ。

 ほぼ、大学院進学を控えている20代後半から30代半ばの若い人だが、日本人は社会経験を5~6年積んで企業や官庁から来ている人が多い。母国語の会話は禁止され、休み時間でも、日本人同士が英語で話さないといけない環境に置かれることになる。

(余談だが、最近は楽天など社内の公用語を英語にする会社が増えているが、日本人同士で英語を話す時のえもいわれぬぎくしゃくした感覚はやっぱりいつも変だと思う。個人的には正直いってなじめないというのが率直な印象だ。幸い自分の会社ではそんなことはないのだが・・・)

 当の授業では最初から戸惑うばかりだった。まず日々、宿題が大量に出る。1日に割り当てられる「リーディング・アサインメント」(読書課題)は大量で、最低でも30ページはあたりまえ。

「大学院にいったらあなた方はもっと読まされるのよ」

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