青山学院大学シンギュラリティ研究所 講演会

2018年11月23日

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ゴン川野 (ごん・かわの)

フリーランスライター

小学生より写真とオーディオをはじめ、高校では写真部部長として暗躍。コピーライターを経て雑誌ライターに転職。バブル期にオーディオ誌で荒稼ぎしてハイエンド機器を揃える。現在はアップル株値上がりで撮影スタジオ兼リスニングルームの新築を画策中。阿佐谷在住。合資会社GON代表。

 皆さんはICAO(International Civil Aviation Organization)という言葉をご存じですか。国際民間航空機関です。民間の航空機の規則を決める機関です。ここで2021年以降はドローンのことをRPAS(remote piloted aircraft system)と呼ぼうとしています。ドローンだと無人が前提なので、いつまで経っても人が乗れません。それを変えるための動きがおこっています。

 これに対して日本はどうなっているのか、内閣府が指標を発表しています。レベル1、レベル2は実現されています。そして2018年からのレベル3では日本郵政グループの目指すGPSを使った離島や山間部への荷物配送、これは実験中です。さらにレベル4では人がいる都市部でも荷物配達の実現を目指します。

鳥はGPSを使わずに飛行する

 我々が必要としている技術はGPSに頼らない非GPS航法です。例えば何千キロも移動する渡り鳥はGPSを使わずに飛行しています。これは地上の川や山などの地形を参考にしながら飛んでいると言われています。これと同じようにドローンも地形を認識しながら飛べるようになって欲しいです。またGPSは誤作動の可能性があるので、これを防ぐような機能が必要です。

 それから今後はUTMS(Universal Traffic Management System)も必要になってきます。ドローン同士が空の上で衝突しないための仕組みです。このような技術面と法制面の両面からの取り組みが進めば、ドローンの活用範囲が広がり、無人だけでなく有人のドローンが飛び交う社会が実現するでしょう。

(RGBAlpha/Gettyimages)

  
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