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2018年11月26日

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ニュージーランド南島沖スチュワート島の浜辺にゴンドウクジラの一群が打ち上げられ、145頭が死亡した。メイソン湾の砂浜を歩いていた人たちが24日、発見した。

地元当局によると、145頭は2キロ離れた2カ所に分かれて打ち上げられていた。近くでキャンプしていた人に発見された時点で、半数はすでに死亡し、残る半数は救助困難のため安楽死させた。

現地自然保護局のレン・レッペンス氏は、「残念ながら残るクジラを水中に戻せる可能性は、きわめて低かった。周囲から孤立した場所で、近くに人手がなく、クジラの状態はどんどん悪化していたため、安楽死させるのが最も人道的な措置だった。しかしどのような状況でも、非常に辛い決断だ」と述べた。

これとは別にニュージーランドの北島でも25日夜、ユメゴンドウクジラ12頭とマッコウクジラ1頭が浜に打ち上げられていた。

北島ノースランドでは、ユメゴンドウクジラ12頭のうち4頭がナインティマイル海岸で死亡したが、8頭を別のララワ海岸に移して海に戻そうとしている。地元当局はボランティアの協力を呼びかけている。

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自然保護局によると、ニュージーランドでクジラの座礁は異例のことではなく、年間85件程度は毎年起きているという。ただし、単独個体の座礁が通常で、ひとつの群れがそっくり打ち上げられるのは珍しい。

クジラやイルカが座礁する原因は十分に分かっていないが、病気や方向感覚の混乱、潮流の変化や外敵の影響などが可能性として考えられている。

24日にも北島の別の海岸で、体長15メートルのマッコウクジラが死亡した。

(英語記事 Whale stranding in New Zealand leaves 145 dead

提供元:https://www.bbc.com/japanese/46340744

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