From LA

2018年12月4日

»著者プロフィール
閉じる

土方細秩子 (ひじかた・さちこ)

ジャーナリスト

ボストン大学コミュニケーション学部修士課程終了、パリ、ロサンゼルスでテレビ番組製作に携わり、1993年より米国でフリーランスのジャーナリスト活動を行う。

中国企業による資本の充実

 しかしBytonの場合はBMWやテスラの技術者によるテクノロジー、デザイン面での強み、2016年の創業で既に販売につなげられるコンセプトカーを2台作り出していること、中国企業による資本の充実、そして南京の大型工場と本社など、一応全てが揃っている。

 

 現在EVスタートアップとして注目される企業の多くが2019年から20年にかけての実車販売を発表している。そのうちのどの企業が実際の発売を達成し成功を収めるのか、現時点ではまだ不明だ。多くの企業がテスラを目指しながらそのライバルの地位まではたどり着けていない。

 一方で大手自動車メーカーも次々にEVモデルの発表を行っており、今後競争はより激しくなると見込まれる。その中で資本と技術を持つBytonがどのような位置付けに躍り出ることになるのか、2020年の米国発売が実現すればEVメーカーの強力な一角に成長する可能性は大いにある。

  
▲「WEDGE Infinity」の新着記事などをお届けしています。

関連記事

新着記事

»もっと見る