BBC News

2018年12月4日

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米ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のタンブラーは3日、ポルノ画像コンテンツを全面禁止する計画を発表した。計画は12月17日から実施される。

タンブラーをめぐっては、児童虐待の画像が同社のフィルタリング機能を通過していたのが明らかとなり、米アップル社のアプリ・ダウンロードサービス「アップストア」は11月、タンブラー・アプリを除外した。

計画発表の投稿でタンブラーのジェフ・ドノフリオ最高経営責任者(CEO)は、そのような種類のコンテンツに対して、同社は以前から常に「ゼロ寛容政策」を取ってきたと強調。今回の計画は、サイトの安全性向上が目的だと書いた。

「我々のコミュニティを愛し、期待するがゆえの行動だ」とドノフリオ氏は書いた。

タンブラーの新コミュニティガイドラインによると、利用者は「実在する人間の性器もしくは女性を表現する乳首」をサイトに投稿できなくなる。禁止されるコンテンツには、本物と考えられる可能性がある「写真のようにとても現実的な」ものも含まれるという。

しかし同サイトは、「芸術的、教育的、ニュース価値がある、もしくは政治的」な裸を取り上げた投稿は受け入れられ、必ずしも削除されないと述べた。

アダルトコンテンツを含む投稿をしている利用者は、通知を受け取ることになる。通知内容は、自分の投稿が禁止内容に違反していないと申告する方法、もしくは「コミュニティの外でその人たちのコンテンツを保存する」方法になるという。

タンブラーが新たな方針を発表する数週間前、同社アプリはアップルのダウンロードサービス「アップストア」から除外された。タンブラーのフィルタリング機能が、児童虐待の画像を通過させていたことを受けた対応とみられる。

タンブラーは11月、同サイトのヘルプページに、違法な画像は発見次第すぐに取り下げられると投稿した。

投稿でタンブラーは、「タンブラーにアップロードされる全ての画像は、既知の児童虐待の画像や動画素材をまとめた業界データベースと照合する。データベースに含まれる画像がタンブラーのプラットフォームに届くことは決してない」、「この業界データベースにまだ含まれていないコンテンツが、我々のプラットフォーム上にあるのを、定期監査が発見した」と述べた。

タンブラーにはこれまでも、性的な素材の自社サービスへの共有を許しているとの評判があった。

タンブラーは成人向けコンテンツの掲載をめぐり、インドネシアで1日間接続禁止になったことがあるほか、韓国も過去に、アダルトコンテンツのより適切な取り締まりを同サイトに要求している。

(英語記事 Tumblr to ban all pornographic content from 17 December

提供元:https://www.bbc.com/japanese/46436493

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