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2019年1月23日

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米映画芸術科学アカデミーは22日、2月24日に授賞式が開かれる第91回アカデミー賞の候補を発表した。18世紀イングランドの王室を描いたヨルゴス・ランティモス監督の「女王陛下のお気に入り」と、米ネットフリックス製作でアルフォンソ・キュアロン監督が手掛けた「ROMA/ローマ」が、それぞれ10部門にノミネートされた。このほか、米歌手レディー・ガガさんが主演した「アリー/ スター誕生」、ジョージ・W・ブッシュ政権のディック・チェイニー副大統領の半生を描いた「バイス」が8部門、米マーベルの「ブラックパンサー」が7部門でそれぞれノミネートされた。

ネットフリックスは「ROMA/ローマ」で初の作品賞候補入りを果たした。「ブラックパンサー」も、スーパーヒーローを描いた作品としては初めて作品賞にノミネートされた。

イギリスからは、「女王陛下のお気に入り」のオリヴィア・コールマンさんと「バイス」のクリスチャン・ベールさんがそれぞれ主演女優賞と主演男優賞の候補となったほか、「女王陛下のお気に入り」出演のレイチェル・ワイズさんも助演女優賞にノミネートされている。

作品別の候補数

  • 10部門:「女王陛下のお気に入り」、「ROMA/ローマ」
  • 8部門:「アリー/ スター誕生」、「バイス」
  • 7部門:「ブラックパンサー」
  • 6部門:「ブラック・クランズマン」
  • 5部門:「ボヘミアン・ラプソディ」、「グリーンブック」
  • 4部門:「ファースト・マン」「メリー・ポピンズ リターンズ」

イングランド女王を演じたコールマンさんがノミネートされた主演女優賞では、先に発表されたゴールデン・グローブ賞で主演女優賞を受賞した「天才作家の妻 40年目の真実」のグレン・クローズさんも候補になり、激戦が予想される。

メキシコの家族を描いた「ROMA/ローマ」からは、家族を支えるメイドを演じたヤリツァ・アパリシオさんがノミネートされた。アパリシオさんは、今作がデビュー作品。

このほか、「アリー/スター誕生」のレディー・ガガさん、「Can You Ever Forgive Me?」のメリッサ・マカーシーさんがノミネートされている。

レディー・ガガさんと共演したブラッドリー・クーパーさんは主演男優賞で候補となった。

クーパーさんと同賞を争うのは、実在の人物を演じたラミ・マレックさんとベールさん。

マレックさんはイギリスのロックバンド「クイーン」の軌跡を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」でリードボーカルのフレディー・マーキュリーさんを演じた。一方、ベールさんは「バイス」で、チェイニー元副大統領を演じている。

主演男優賞にはこのほか、「グリーンブック」からはヴィゴ・モーテンセンさんが、「永遠の門 ゴッホの見た未来」からはウィレム・デフォーさんがノミネートされた。

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同じく激戦が予想される助演女優賞では、「女王陛下のお気に入り」からワイズさんとエマ・ストーンさんがノミネート。「ROMA/ローマ」からもマリナ・デ・タヴィラさんが候補となった。

監督賞には、35年のキャリアを持つスパイク・リー監督が「ブラック・クランズマン」で初ノミネートされた。

同賞の最有力とされているのは「ROMA/ローマ」のキュアロン監督。もし受賞すれば、過去6年で監督賞を受賞する5人目のメキシコ人監督となる。

今回のアカデミー賞では、女性監督はノミネートされなかった。アカデミー賞90年の歴史の中で、監督賞の候補になった女性監督は5人しかいない。


<分析> 「#OscarsStillSoWhite?(オスカーまだ白人優遇?)」 ――BBCリアリティーチェックチーム

今年のアカデミー賞は、過去10年間でも最も人種の多様性があるものになりそうだ。

4つの俳優部門にノミネートされた全20人のうち、5人の候補が人種マイノリティーの出身で、2017年の7人に次いで多かった。

監督部門でも、5人中2人(スパイク・リー監督とアルフォンソ・キュアロン監督)が人種的マイノリティーの出身だった。これは2014年以降で初めてのことだ。

しかし、監督部門では依然として男女のバランスが取れていない。今回ノミネートされた5人全員が男性だった。

過去10年で監督賞にノミネートされた女性は2人しかいない。1人は昨年「レディ・バード」で候補となったグレタ・ガーウィグ監督。もう1人は2010年に「ハート・ロッカー」で同賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督だ。


(英語記事 The Favourite and Roma lead Oscars race

提供元:https://www.bbc.com/japanese/46968646

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