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2019年2月26日

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ニール・スミス、BBCエンターテインメント記者

米アカデミー賞(オスカー)を受賞するのは素晴らしいことだ。とはいえ、受賞者も世界中の大多数と同様、すぐに仕事に戻らなくてはならない(文中敬称略)。

「ブラック・クランズマン」で脚色賞を受賞したスパイク・リー監督は24日、記者団に「朝になったら、タイ行きの飛行機に乗る」と話した。

リー監督はタイをヴェトナムに見立てて、新作映画「Da 5 Bloods」を撮る。戦死した仲間の遺体を探しにヴェトナムに戻る、アフリカ系アメリカ人帰還兵たちの物語だ。

主演は「ブラックパンサー」ことチャドウィック・ボーズマン。ほかに、デルロイ・リンドや「レオン」のジャン・レノなどが出演する。

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他のオスカー受賞者の次回作について、まとめてみた――。

英ITVドラマ「ブロードチャーチ」などで人気のオリヴィア・コールマンは、英王室を描く米ネットフリックスのドラマ「ザ・クラウン」第3シーズンから、エリザベス女王を演じる。

第4シーズンも連続して撮影しているため、オスカー女優の栄光に浸っている余裕はあまりなさそうだ。人気ドラマの主役を獲得したおかげで、今年の賞レースでも何度か欠席することになった。

イギリスでは早くも25日から放送再開のBBCドラマ「Fleabag」に、引き続き登場する。フィービー・ウォラー=ブリッジ作・主演の人気コメディ第2シリーズで、コールマンは主役に毛嫌いされている代母(ゴッドマザー)を演じている。

今年はさらに、米ドラマ映画「Them That Follow」が放送予定だ。米東部アパラチア山脈を舞台にしたドラマでコールマンは、ヘビを宗教儀式に使うペンテコステ派教会の信徒を演じる。

「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーを熱演して主演男優賞を獲得したラミ・マレックは、すでにテレビシリーズ「Mr ロボット」の最終シーズンを撮影済みで、今年中には放送予定だ。

さらに、ロバート・ダウニー・ジュニア主演で2020年初めに公開予定のリメイク映画「ドリトル先生の大冒険」で、ゴリラの「チーチー」の声を担当している。

「ビール・ストリートの恋人たち」で助演女優賞を得たレジーナ・キングも、テレビ出演が続く。

米エミー賞を3回受賞しているキングは、人気コミック「ウォッチメン」のテレビドラマ化で、同じくオスカー受賞者のジェレミー・アイアンズやルイ・ゴセット・ジュニアと共演予定だ。

「グリーン・ブック」で助演男優賞を得たマハーシャラ・アリには当面の出演予定がないようだが、自分で監督することを視野に脚本を練り上げている最中だという。米HBOと作品製作の契約もしている。

「ムーンライト」でも助演男優賞を獲得したアリは現在、HBOドラマ「トゥルー・ディテクティブ」第3シーズンに出演中だ。アーカンソー州の刑事の3つの年齢を演じ分けている。

HBOはさらに、「ROMA/ローマ」で監督賞を獲得したアルフォンソ・クアロン監督の次回作だと報道されている、「Ascension」の放送権を獲得したようだ。これは、カルトの誕生を描く連続ホラー・ドラマで、クアロン監督が脚本・監督・製作を担当する予定と言われている。

作品についての詳しい情報はほとんど明らかになっていないが、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で2年前に主演男優賞をとったケイシー・アフレックが関わる予定という。

(英語記事 Oscars 2019: What next for this year's Oscar winners?

提供元:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47366803

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