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2019年4月12日

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スイス政府は10日、コーヒーは人類の生存において「不可欠ではない」との見解を示し、2022年内に国の食料備蓄からコーヒーを除外する案を公表した。

食料の多くを輸入に頼るスイスは、第1次世界大戦や第2次世界大戦の間、万が一に備えて食料やコーヒーなどの備蓄を開始した。

備蓄はその後も、戦争や自然災害、伝染病による食料不足に対処するため数十年にわたって続けられてきた。

スイス政府は2022年内にコーヒーの備蓄を終了したい考えだが、反対の声が高まっている。

現在備蓄されているコーヒーの量は、全国民の3カ月分にあたる1万5300トンに上る。

栄養確保に貢献しない

スイス政府は、コーヒーは「人命にとって不可欠ではない」ため、緊急時のための備蓄に含む必要がないと説明している。

連邦経済供給庁は声明で、「コーヒーはほぼゼロカロリーであり、生理学的見地から言って栄養確保に貢献しない」と述べた。

コーヒーを備蓄から除外する案の結論は今年11月に下されるというが、誰もがこの案を喜んでいるわけではない。

スイス国内の食糧備蓄を監督する「Reservesuisse」は、コーヒーの備蓄を担う15社のうち12社が備蓄の継続を希望していると話す。

ロイター通信が入手した企業側の書簡には、「生命維持に必要な食材をカロリー重視で判断するのは、コーヒーにとっては公正なやり方ではない」と書かれている。

スイス人はどれくらいコーヒーを飲むのか

スイス人はコーヒーが大好きだ。

国際コーヒー機関(ICO)によると、1人あたりの年間消費量は約9キロで、これはイギリス人のコーヒー消費量の約3倍に当たる。

(英語記事 'Coffee not essential for life'

提供元:https://www.bbc.com/japanese/47905465

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