オモロイ社長、オモロイ会社

2019年5月25日

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杉浦佳浩 (すぎうら・よしひろ)

代表世話人株式会社代表

三洋証券株式会社入社(昭和62年)。鹿児島支店にて勤務。地元中小企業、個人富裕層の開拓を実施。 日経平均最高値の2カ月前に退職。次に日本一給与が高いと噂の某電機メーカーに転職。埼玉県浦和にて、大手自動車メーカー、菓子メーカー、 部品メーカー等の主力工場を担当。 退職時は、職場全員から胴上げ。そして、某保険会社に20数年勤務後、平成26年末に退社。在社中は、営業職、マネジメント職を経験して、リテール営業推進、若手人財育成を中心に担当していた。 社外の活動も活発に行っていた。平成27年1月1日、代表世話人株式会社を設立。
同社代表取締役に就任。世話人業をスタート。

半歩先を行く女性向けに「女子未来大学」を開設

 起業から順調に事業も推移し2年ほど経過して、元CAからの起業が珍しく多方面の繋がりが広がったそうで、その中にリクルートに在職していた猪熊真理子氏や、現在もサイバーエージェントに在籍している岡田寿代氏と出会い、CAの枠組みを超えて社会人女性対象に、参加する女性が知識・教養・スタンス・スキル・経験などを自由に学べるコミュニティ、プラットフォームである「女子未来大学」を開設し毎月1〜2回程度開講しています。

 このプラットフォームを一緒に立ち上げた猪熊氏(OMOYA代表)に、駒崎さんの話を聞きました。

Q. 駒崎さんと女子未来大学を始めるに至った経緯について教えてください。

猪熊 駒崎さんとは社会人女性向けのイベントで、同じ登壇者として出会いました。その日のうちに意気投合をして、「女性たちのために何か私たちらしい形でできることがあるのでは?」と話したのを覚えています。 駒崎さんは、客室乗務員向けのメディアやセカンドキャリアの支援をする中で、女性たちのキャリアや多様な価値観のモヤモヤや葛藤に寄り添ってきました。私自身も女性支援を10年近く続ける中で、女性たちの多様な価値観の多様な幸せを女性たちが歩めるような未来を創りたいと思っていて、女子未来大学のもう一人のファウンダーである岡田寿代と3人で、女子未来大学の構想から実現までに1年間かかりました。

女子未来大学立ち上げメンバーと駒崎さん(中央) 、猪熊さん(右)

Q. 現在 女子未来大学を運営していく中で駒崎さんの役割について教えてください。

猪熊 女子未来大学は、女性たちが自らの主体性を持って人生を選択するための“学びの機会”を提供するコミュニティ事業なのですが、毎月「キュレーション授業」という名のイベント、アイデアソン、セミナー、ワークショップなどを実施しています。その中で企画や運営に関して、ファウンダーである駒崎さんもスタッフも授業によって役割分担しながら運営しています。 女子未来大学の特徴として、私たちが学びを教えるのではなく、参加者も女子未来大学の我々も共に学び、共につながり、共に成長するというところがあります。等身大の目線で女性たちの気持ちに寄り添う。それが駒崎さんの役割でもあり、魅力でもあると感じています。

元CAの転職相談そこから起業支援〜地域活性化へ

 CAの転職支援を行い、次のキャリアであるCREW WORLDの運営を経験を積んだ後に起業への道筋が繋がった駒崎さんの事業パートナーである母里比呂子氏(株式会社hirondelle)にも話を聞きました。

Q. 起業へ向かう際にKoLabo(駒崎さん)にどんな支援がありましたか?

母里 客室乗務員のセカンドキャリア支援と客室乗務員向けのメディア「CREW WORLD」をされていて、もうすでに5年以上もの実績があったこと、そして、私も元客室乗務員であったからこそ、起業支援していただきました。具体的には、理念、目標、市場全体の環境分析、ライフスタイルに応じてママたちがキャリア形成していくために何をどのように提供していくのかなどビジネスプランのサポート、そして、実際にママたちのお仕事をご依頼をしてくださり、そこからママたちのお仕事の実績ができ、現在は大手旅行メディアや大手育児メディア、大手グルメメディアなどの執筆のお仕事をいただくことができています。

Q. またどんなところが心強かったですか?

母里 現在、「育ママキャリアシェアiNG」という仕事を頼みたい企業、働きたいママ、地域にとって三方よしの働き方を提案し、女性活躍推進と地域活性化といった社会課題の解決を目指すアウトソーシングサービスをしています。 実際に事業として動き始めると、色々なトラブルがあり、落ち込むことや人間不信になりそうな時も、駒崎さんがご自身の経験からのアドバイスや私の気持ちに寄り添いながら、解決策を考え、支えてくれました。また、育ママキャリアシェアiNGの地元掛川市でのローンチパーティーは1周年を迎え、その時もお祝いしてくださり、一緒に事業の成長を考えてくれる心強い存在です。

掛川市育ママキャリアの皆さん。駒崎さん(右端)、黒い服が母里さん(中央)

 自身の事業のみならず、女性の働き方支援、地域との関わりを意識しながら、CAや元CAへ、そしてお世話になった航空業界へ自身の事業でお役立ちを広げていく駒崎さん、今後については、早期にCAのネットワークを1万人に持っていくことと、会社の体力をしっかりつけ、「こんなことがしてみたい!あんなのがあったら良いのに!というチャレンジの種を植えられる様な場になりたい、そして世の中に貢献していきたいですと笑顔で語ります。

  
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