World Energy Watch

2019年6月13日

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世界最弱レベルの日本のエネルギー安全保障

 エネルギー安全保障の評価軸は複数ある。例えば、米商工会議所の25カ国分析レポートの2018年版によると、次が大きな評価軸として挙げられている。

  • エネルギー輸入
  • エネルギー費用
  • エネルギー価格の変動率
  • エネルギー効率
  • 電源の分散と非炭素電源比率
  • 輸送部門のエネルギー効率
  • 二酸化炭素排出

 日本は、エネルギー効率では上位にランクされているが、エネルギー輸入に関する項目では表-1の通り、25カ国中最低の評価になっている。また、電源の分散、非炭素電源でも低位に位置している。上記項目の総合評価においては日本は21位だが、2010年の14位から原発の停止によりランキングを落としている。日本のランキングの推移は図‐3に示されている。東日本大震災以降の化石燃料の輸入増により日本はランキングを落としたが、このランキングがさらに悪化する可能性がある。

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