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2019年7月23日

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イギリスの与党・保守党の党首選は23日昼ごろ(日本時間同日夜)、最終投票の結果が発表される。これにより、最終候補に残っているボリス・ジョンソン前外相とジェレミー・ハント外相のどちらかが、イギリスの次期首相となる。

元ロンドン市長でもあるジョンソン氏が優勢とみられているが、すでに一部の保守党幹部は、ジョンソン氏の内閣には参画しないと表明している。

テリーザ・メイ首相は23日に最後の閣議に参加。24日に議会で首相質疑を行った後、エリザベス女王に辞任を伝える。その後、バッキンガム宮殿で次期首相が発表され、党首選の勝者が正式に次期首相となる。

メイ氏は欧州連合(EU)離脱政策が下院で受け入れられず、退任を発表した。

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保守党党首は、所属の下院議員によって候補が2人まで絞られた後、イギリス全土の保守党員16万人による郵便投票で決まる。2週間半前から始まり、22日午後5時に締め切られた。

保守党員がそのまま現職のイギリス首相となる党首を、直接選ぶのは、今回が初めて。

ジョンソン氏は、2016年のブレグジット(イギリスのEU離脱)をめぐる国民投票では離脱派を主導。国民投票後の党首選にも出馬したが早い段階で退いた。それに対して今回の党首選では、開始直後から最有力候補となっていた。

ドミニク・ラーブ前EU離脱担当相はスカイニュースの番組に出演し、ジョンソン氏は候補を絞る最初の投票ですでに50%以上の得票率を獲得していることから、党をまとめる「最適の人物」だと説明した。

約1カ月に及んだ党首選では、EU離脱が焦点となった。イギリスは当初、3月29日にEUを離脱する予定だったが、議会が離脱協定を3度にわたり否決したため、EUは離脱期限を10月31日まで延長した。

ジョンソン氏は、EUとの協定合意があってもなくても、10月31日の期日にEUから離脱すべきだとしている。また、すべての閣僚はこの期日で妥協すべきだと主張している。

この案については、フィリップ・ハモンド財務相、デイヴィッド・ゴーク法務相、ローリー・スチュワート国際開発相などが反対しており、ジョンソン氏が首相となった場合は辞任すると表明している。

対するハント氏はEUとの合意に基づく離脱を主張しており、ブレグジットを10月31日以降にさらに延期する可能性もあるとしている。

(英語記事 Johnson and Hunt await Tory leadership result

提供元:https://www.bbc.com/japanese/49079867

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