BBC News

2019年8月4日

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米中東部オハイオ州で4日未明、銃撃事件があり、少なくとも9人が死亡、16人が負傷した。警察は、銃撃犯を現場で射殺したと明らかにした。テキサス州エルパソでの乱射事件から24時間とたたない内に、同じアメリカで2件目の乱射事件が起きた。

デイトン警察によると、オハイオ州西部デイトンのオレゴン地区で4日午前1時ごろ、バーの外で発砲があった。同警察はツイッターで、「発砲事件の発生時、直近の場所に複数の警官がいたため、直ちに対応し、終息させることができた」と書いた。

マット・カーパー副本部長は報道陣に、パトロール中の警官たちが実行犯を射殺したと説明した。

「警官たちはこうした状況に備えて万全の訓練を受けている」と副本部長は述べ、「すぐ近くに警官たちがいたのはとても運が良かった」と付け足した。

実行犯の身元などはまだ発表されていないが、カーパー氏は動機を「ぜひとも発見したい」と話した。警察は目撃情報の提供を呼びかけている。

3日午前10時半すぎにはメキシコとの国境に近いテキサス州エルパソで男が商業施設で銃を乱射し、少なくとも20人が死亡し多数が負傷している。

デイトンでは何が

ソーシャルメディアに投稿された映像では、通りで十数発の銃声が鳴り続けるなか、市民が走る様子が見える。

東5番通りにある「ネッド・ペッパーズ・バー」の外が現場と思われる。バーのインスタグラム・ページには、店員は無事だという知らせが投稿された。

近くの店でラップの公演を見ていたというジェイ・ウィリアムズさんはBBCに対して、避難するよう指示されて「とてもショックだった」と話した。「自分たちは全員、すぐに無事に避難した。オレゴン地区を避けるよう言われた」。

「自分の車に着くと、警官やたくさんの救急車が見えた」

連邦捜査局(FBI)も現場で捜査に協力している。

ソーシャルメディアの反応は

テキサス州の事件から24時間もしないうちにまた乱射事件が起きたことについて、ソーシャルメディアでは大勢がショックを受けている。

デイトンのナン・ウィーリー市長は、「悲しくて仕方がない。救急対応の皆さんの努力に感謝します」と書いた。

https://twitter.com/nanwhaley/status/1157956898219540485

ツイッターでは歌手のリゾさんが、「デイトンの家族との電話を切ったところ……。うちの家族はギリギリ助かったけど、ほかの9人の家族にとってはそうならなかった。これとエルパソのテロ事件とほかの最近の銃撃事件が重なって、ひどい無力感。みんな騒いで、お互いの意識を高めて、投票して。こんなのを当たり前のことにしないで」と書いた。

https://twitter.com/lizzo/status/1157936758031470592


アメリカでは7月28日にもカリフォルニア州で開かれていたガーリック・フェスティバルで男が銃を乱射し、6歳の男の子を含む3人が死亡し、15人が負傷している。

(英語記事 Dayton shooting: Nine confirmed killed, shooter also dead

提供元:https://www.bbc.com/japanese/49226653

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