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2019年9月3日

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テニスの全米オープンは2日、女子シングルス4回戦があり、世界ランク1位で第1シードの大坂なおみは、第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5-7、4-6で敗れ、連覇を逃した。

大坂はベスト16で今大会を去ることとなり、世界1位の座をアシュリー・バーティ(オーストラリア)に明け渡す。

ベンチッチは大坂が苦手とする相手だった。今年に入って、米インディアンウェルズとスペイン・マドリードで対戦し2回とも敗れていた。今大会で今年3回目の負けを喫したことになる。

いきなりブレークを許す

大坂は、滑り出しから調子がよくなかった。第1セットの最初のゲーム、いきなり自らのサービスゲームのブレークを許し、第3ゲームもブレークポイントを2つ握られた。

これをしのいだ大坂は、3ゲームを連取し、ゲームカウント3-2に持ち込んだ。その後、互いにサービスゲームのキープを続けたが、大坂は5-5で迎えた第11ゲームをブレークされた。

ベンチッチは次のゲームをキープし、第1セットを奪った。


第2セットはキープ合戦が続いたが、ゲームカウント2-2で訪れた自らのサービスゲームで、大坂は痛恨のダブルフォールトでブレークを許した。

一方のベンチッチはキープを続け、5-4からの自身のサービスゲームでは大坂に1ポイントも与えず、準々決勝進出を決めた。

ベンチッチがベスト8に残ったのは、17歳だった2014年に続き2回目。準々決勝ではドナ・ヴェキッチ(クロアチア)と対戦する。


「大きな前進を遂げている」

大坂は試合後の記者会見で、膝のけがに苦しんでいたと明かした。

また、「悲しい気持ちはあるが、この大会を通して多くを学んだ気がする」と述べ、こう加えた。

「現時点では、想像をずっと超える大前進を遂げていると思う。これからも成長し続けたい。努力を続ければ、いい結果が訪れるのはわかっている」

大坂は2日前、3回戦で15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を圧倒した直後、意気消沈したガウフに歩み寄り、声をかけてなぐさめた。

その後、通常は勝者にだけ行われるコート上でのインタビューに、ガウフも加わるよう呼びかけた。2人は互いに涙を流し、センターコートの2万人を超す大観衆は心を動かされた。

「チェスのようにプレーした」

一方、ベンチッチは記者会見で、「コートに立つのがとても楽しみだった。これ以上のチャレンジはない。大坂なおみは偉大な選手で、去年の全米オープン優勝者なので」と述べ、勝因をこう分析した。

「彼女はすごいパワーがある。私はチェスをするようにプレーすることを心がけた。コートで予測し、戦略を立てた」

(英語記事 Defending champion Osaka out of US Open

提供元:https://www.bbc.com/japanese/49560521

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