2024年4月19日(金)

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2012年6月5日

 米国とイランの専門家が、イランの濃縮を5%にとどめ、現存する20%濃縮ウランは全て国外に搬出することを柱とする妥協案を作成したと報じられていますが、問題の重要性を考えると、このような妥協案がハメネイの了解なしに作成されたとは考えられません。この線に沿って実際に妥協がなされれば、欧州諸国が7月に予定しているイラン石油のボイコットを取り止めてもおかしくはありません。

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