この論説も、今までの独裁政権から離れて「真の民主政権」が生まれることを期待する米国の一般的な建前論や、イスラム政権が出現して、対米、対イスラエル関係を危うくするという危機感に対して、エジプトの伝統的な温和さや、権威に対する従順さを信頼して、まあ、成り行きを見るしかない、と一方で突き放しながら、他方で落ち着くところに落ち着くだろうという楽観的な見通しを表明しているものです。
中東に詳しいアジャミの観察であり、尊重に値すると思われます。
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