書籍詳細

さらに進む地球温暖化
住明正 著

目次
立ち読み


地球温暖化問題は、いまもっとも関心を集めている話題です。 G8サミットでは、温室効果ガス排出量をいかに削減するかが、喫緊の課題として討議されました。日本の現政権にとっても、2008年にG8議長国となるにあたり、いかに気候変動対策におけるリーダーシップを発揮するのかが、重要な課題となっています。

そうした環境問題の元となる気候変動予測情報を提供しているのが、国連下組織であるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)です。

本書では、IPCCの報告書にも取り入れられた地球シミュレータの温暖化予測結果を、豊富な図版とともに紹介しました。本書を見れば、地球温暖化が私たちの認識していないところでも、着実に進んでいることがわかるでしょう。

大きな気候変動は、生活上の変化を引き起こすだけではなく、ビジネスの世界においても注目されています。環境問題に対する技術対応への期待が高まっており、石炭や原子力、再生可能エネルギーの利用といった産業と環境保全の両立、またCO2の排出権売買開始など、ビジネスチャンスとしての環境問題が大きな注目を集めるようになりました。

いま、地球温暖化問題の動向を知ることは、世界の動向を知ることと言えるでしょう。
「将来のことを知りたければ、新聞の見出しではなく、企業の投資を見よ」というシカゴ排出権取引所理事長のことば(本書より)は、いかに環境問題が世界の関心事であるかを物語っています。

本書では、温暖化研究の最前線をレポートし、豊富な基礎データ図版とともに温暖化予測の最新情報を提供します。変動していく地球環境といかにつきあうべきか、本書が報告する地球温暖化の最新情報は、そのことに答えを導くための一助となるでしょう。

<書籍データ>
◇B6判 並製・194頁
◇定価:本体1400円+税
◇2007年6月27日発売

<著者プロフィール>
住明正
(すみ・あきまさ)
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・教授。
71年東京大学理学部物理学科卒業。気象庁東京管区気象台勤務、ハワイ大学気象学教室助手、東京大学理学部助教授を経て、91年より現職。日本気象学会藤原賞、日本気象学会山本賞受賞。著書に『エルニーニョと地球温暖化』(オーム社)、『地球温暖化の真実―先端の気候科学でどこまで解明されているか』(ウェッジ)、編著書に『岩波講座 地球惑星科学』(岩波書店)など。

さらに進む地球温暖化

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