社食に企業の想いあり

2012年11月12日

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 年中無休のホテルでは、社食も休むことがない。1日の営業時間は10時30分~14時30分と、15時30分~19時の2回。ホテルマンや、営業開始前のテナントスタッフたちが制服姿で訪れる。一流のおもてなしをするための“腹ごしらえ”が、ここで始まる。

社食は9階に
都庁を眺めながらの食事

9階にある社食は日当たりもよく、眺望も抜群

 「制服姿だと外に食べに行くわけにもいかないので、ほとんどのスタッフが社食を利用していますね」と、営業戦略室・企画広報の桑原慶多さん。

 社食は京王プラザホテルの9階に位置する。目の前には、オリンピック誘致のフラッグを掲げる都庁。今でも絶好のロケーションだが、1971年のホテル建設当時は付近に建物がなく最高の見晴らしだったという。

 「本来であればこのフロアを客室や宴会場にすることもできましたが、創業時の社長の『これからは福利厚生の時代』という一声で41年前の開業当時から社員食堂になりました。日当たりも良く、気分がいいですね」(広報の桑原さん)

盛りつけへのこだわり

 1日に用意する社食の数は、600食程度。婚礼などで配膳スタッフが増えるときは700食出ることもある。価格は、社員が250円、テナントスタッフが500円。その価格には到底見合わないほどのボリュームに、まず驚く。

 この日、試食させてもらったのは、「サーモンソテーの中華風ソース」。ソテーの皿にはたっぷりのコールスローとミックスベジタブルが盛られ、小鉢にはポテトサラダ。味噌汁にゴボウとモヤシ、油揚げが入っているのもうれしい。デザートにヨーグルトもつく。食器を並べるトレイも、心なし大きいサイズのように感じる。

取材日のメインメニューは「サーモンソテーの中華風ソース」

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