世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2013年1月29日

 オバマは、就任後一年間は、北朝鮮、イランの指導者との対話を呼びかけ、プラハでは核廃絶を訴え、カイロでは中東諸国の友人であると宣言するなどリベラル路線を追求しましたが、いずれも実効性に乏しく、漸次クリントン国務長官の路線に乗って、東アジア回帰に転じています。

 今後の見通しの焦点は、オバマのアジア回帰路線をケリーが維持継続するかどうかですが、この論説によれば、ケリーの思想的傾向は、アジア回帰前のオバマの路線に似ており、その点やや不安感を抱かせます。

 しかし、国際情勢はオバマ就任時とは大きく変わっています。当時はアフガン、イラク撤退が主要問題でしたが、今は急速に台頭する中国対策が中心であり、誰もこの問題から注意をそらすことは出来ないでしょう。

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