インサイト霞が関

2009年3月30日

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 ロシアのメドベージェフ大統領が、北方領土問題について「解決を次世代に委ねることは考えていない」と語ったことが政府内で憶測を呼んでいる。

 発言の相手、麻生太郎首相は68歳。対する発言の主、メドベージェフ氏はまだ43歳だ。年齢差は実に25歳。父子くらいの差と言ってもいい。

 麻生首相の次世代とは、まさにメドベージェフ氏の世代であり、同氏の次世代とは、麻生首相にとっては「孫の世代」だ。残された時間的余裕は随分違う印象になる。

外務省は、対するロシアの外務省から「次の政権までに解決したいという意味だ」と内々に確認しているというのだが……。

 それでも「どうせロシアは先送りしか考えていない。どちらの次世代でも関係ない」(政府筋)と冷めた見方が広まっている。

「WEDGE」2009年4月号より

 

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