WEDGE REPORT

2013年7月4日

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本多カツヒロ (ほんだ・かつひろ)

ライター

1977年横浜生まれ。2009年よりフリーランスライターとして活動。政治、経済から社会問題まで幅広くカバーし、主に研究者や学者などのインタビュー記事を執筆。現在、日刊サイゾーなどに執筆中。ブログ:http://golazo-sala.cocolog-nifty.com/pinga/

映画『SAVE THE CLUB NOON』を企画した、カメラマンの佐伯慎亮さん

 このイベントの模様を「映像として直感的に残すべきだと思った」というカメラマンの佐伯慎亮氏は、知人の映画監督・宮本杜朗氏に声を掛け、映画『SAVE THE CLUB NOON』を製作した。同映画は多くのミュージシャンのクラブに関するインタビューと、同イベントの模様を収録した。

 監督を務めた宮本氏は、クラブの魅力について「意外な出会いがある場所。クラブがなかったら今のJポップで人気のあるグループも変わっていたかも知れない。面白いことはクラブのような小さいところから始まったりする」と語る。

 同映画を企画したカメラマンの佐伯氏は、「クラブって同じ音楽を共有できる人やいろんな人との出会いがある場所です。そういった出会いから新しい音楽やファッション、アートが生まれる。クラブで実際に観て、肌で感じたものを家に持ち帰り、自分も何かできるのではないかというエネルギーを生む場所でもある。今では有名なミュージシャンも最初はそういった小さいクラブやライブハウスから生まれた。そこから経済的に大きなエンターテイメント産業の一角を占めるようになっていった」とクラブカルチャーの重要性について指摘する。

ミュージシャンのさまざまなメッセージ

監督の宮本杜朗さん

 同映画について宮本氏は「僕としてはメッセージがない。というのは、僕の意見ではなく、それぞれのミュージシャンの言っていることを聞いてもらいたいというのがこの映画を通してやりたかったことです。さまざまなミュージシャンがさまざまなメッセージを発している。初心者でクラブについて何も知らない人が観ても考えられる映画にしたつもりです。僕らのメッセージを聞いてくれ、というよりはこういうことがあるということを観て知って考えて欲しい」と語る。

 佐伯氏も「ミュージシャンの中でもそれぞれの意見があって、みんな思っていることが微妙に違って、それを感じてほしい」と続けた。

 同映画を劇場公開するためには劇中の音楽の著作権使用料などをJASRACへ払わなければならず、そういった権利関係の使用料、製作費や宣伝費をクラウドファンディングで募っている。締切りは7月14日0:00AM。興味のある方は是非下記のサイトへ飛んでみてほしい。

クラウドファンディングのサイト
http://motion-gallery.net/projects/savetheclubnoon

 また、5日(金)には東京・渋谷のアップリンクでミュージシャンのAFRAさん、太華さん、そして記事に登場していただいた齋藤弁護士をゲストに迎え、宮本氏、佐伯氏が聞き手を務めるイベント「緊急開催!映画『SAVE THE CLUB NOON』presents 『齋藤弁護士に聞く! 風営法って何だろう?』」が19時より開催され、この中で同映画が10分程度特別上映されるという。詳細はこちら→http://www.uplink.co.jp/event/2013/13683

映画のサイト
http://savetheclubnoon.com/

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