社食に企業の想いあり

2013年7月10日

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 食事をする上で大切なのは、何を食べるかだけではない。どんな場所で食べるか、誰と食べるかによってその時間はより充実する。こんなことを改めて思い出したのがヒュー社の社内キッチン。ここには、家庭のようなあたたかさと、和やかな楽しさがある。

倉庫をリノベーションした
6面のキッチンスタジオ

 広告を中心とするビジュアル制作事業やエンタテインメント事業などを手掛けるアマナグループ。その中でもヒュー社は特に、食に関するビジュアルを制作している。

 訪れたのは、JR田町駅から徒歩15分・ゆりかもめ芝浦ふ頭駅から徒歩10分の距離にある「ヒュー・プラス」。ここは昨年5月に「食」のビジュアル表現の可能性を広げる新空間としてリニューアルした建物で、オフィスとして利用する以外にも撮影や食に関するワークショップが行われている。もともと倉庫だった建物をリノベーションしたため天井が高く、床面積に比べて広く感じられる空間だ。6階、7階の2フロアに6面のキッチンスタジオがあり、機材や撮影のための小道具を収納するためにも、天井の高さは役立っている。食に関する世界各国の書籍や食器を集めたフロアもある。

 社員のためのキッチンがあるのは最上階の7階だ。来客者は1階で受付をすませた後、ここに通されることが多いという。エレベーターを降りると、通路のすぐ向こうにキッチンが見える。来客者からキッチンが見えるなんて、とても斬新。

 「昨年5月にビルをリニューアルする際、代表の大手が、『玄関を開けたときにいい匂いがすると楽しいよね』って言ったんです。『そのときによって、コーヒーの香りだったり、ランチだったり。今日は何だろう? と楽しいんじゃないか』と。その通りになりました」と笑うのは、同社のプロデューサー計盛祐子さん。

天井が高く、広々としたキッチン

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