2024年4月26日(金)

ひととき特集

2013年8月20日

■現在催行中の祭事

平成25年7月26日~9月1日
御白石持行事(おしらいしもちぎょうじ)

伊勢市民や特別神領民が、新宮の御敷地に敷き詰める御白石を奉献します。この御白石は伊勢市内を流れる宮川の河原で集め、洗い清めたもの。奉献当日、御白石は奉曳車(ほうえいしゃ)や木そりで沿道や川を曵かれ、神域まで運びこまれます。そこからは一人一人が白布に御白石をくるみ、このときにしか立ち入ることが出来ない御正殿を間近に拝しながら御白石を両宮に奉献します。

■9~10月の祭事予定

[内宮]9月13日午前10時[外宮]同15日午前10時
御戸祭(みとさい)

新正殿に御扉(みとびら)を取り付ける祭り。古くは「清鉋(きよがんな)」「御戸立祭(みとたてさい)」とも呼ばれました。建物の神である屋船大神(やふねのおおかみ)をまつり、御扉に御鑰(みかぎ)の穴を穿(うが)ちます。

[内宮]9月17日午前10時[外宮]同19日午前10時
御船代奉納式(みふなしろほうのうしき)

御神体の鎮まる聖なる器である「御船代」を、新正殿内に奉納する儀式。御船代は新宮の東宝殿(とうほうでん)にて奉彫されたあと、正殿に移し納められます。

[内宮]9月24日午前10時[外宮]同26日午前10時
洗清(あらいきよめ)

竣工した新宮の正殿ほか主要な殿舎を洗い清めます。

[内宮]9月25日午後8時[外宮]同27日午後8時
心御柱奉建(しんのみはしらほうけん)

遷宮諸祭の中でもひときわ重んじられてきた、夜の秘儀です。新正殿の御床下に、忌柱(いみばしら)・天ノ御柱(あめのみはしら)・天ノ御量柱(あめのみはかりのはしら)とも呼ばれる神秘の柱「心御柱」を奉建します。

[内宮]9月28日午前10時[外宮]同29日午前10時
杵築祭(こつきさい)

一般でいう「竣工式」にあたります。まず祭儀に先立ち五丈殿(ごじょうでん)で竣工を祝う饗膳の儀を行います。その後、神宮特有の古歌を唱えながらその周囲を巡り、四隅などの柱の根本を白杖(はくじょう)で撞(つ)き固めます。


新着記事

»もっと見る