社食に企業の想いあり

2013年8月23日

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 建材・住宅設備機器業界最大手であるLIXIL(リクシル)の本社ビル、LIXIL WINGビルは東京メトロ住吉駅から徒歩5分ほどの距離にある。リクシルの社員食堂で特筆すべきなのは、2つの社員食堂をそれぞれ別の運営会社が手がけていることだ。

20年以上続く社員食堂に加え
昨年から新たに増設

 LIXIL WINGビルは棟が2つに分かれ、1階のエントランスでつながる構造となっている。2つの棟は「WING風」「WING光」と呼ばれて、それぞれの社員食堂がある。

 「WING風」の社員食堂は地下1階にある「パティオ」。1988年からの歴史を持つ社員食堂だ。運営を行うのはエームサービス。座席数は500席、1日に1150食ほど提供されるという。

新しい社員食堂「パセオ」

 「WING光」の社員食堂は1階にある「パセオ」。こちらは昨年の9月から営業を開始した、まだ新しい社員食堂。座席数は250席、1日に680食程度、提供されているという。新しい社員食堂ができた理由は、もともとショールームとして使っていた「WING光」を事務所に改装したこと(ショールームは新宿に移転)。社員数の増加に伴い、新たに社員食堂が必要になったのだという。運営を行うのは、銀座スエヒロカフェテリアサービス。

 2つ目の社員食堂をつくるにあたり、「同じ社員食堂ではつまらない。せっかくならコンセプトの違う社員食堂にしたかった」と人事総務本部の柄本充章さん。それぞれの社員食堂がどんな風なのかを見てみよう。

日常の味を提供する「パティオ」
野菜メニューを摂る工夫も

パティオの「小鉢コーナー」

 まずは以前からある、「WING風」の社員食堂「パティオ」。社員公募で決めたという「パティオ」は「中庭」を意味する。社員食堂から直接中庭に出ることができるため、この名前がついた。場所は地下1階だが、中庭につながる部分の大きな窓から光が入る。昼休みの時間になると500席はほぼ満席。

 「パティオ」で提供されるメニューの特徴のひとつは、小鉢が豊富なこと。おひたしやきんぴらごぼうなど小鉢は50円程度で提供される。食堂のカウンターそばにはたくさんの小鉢が並ぶ「小鉢コーナー」の棚があり、社員はここを通って好きな小鉢を選ぶ。

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