今月の旅指南

2014年4月25日

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狩野直美 (かのう・なおみ)

東京生まれ。フリーライター。旅行業界誌の記者・編集者を経て、1994年からフリーランスに。主に海外旅行関連誌、ウェブマガジン等に記事を執筆中。

 天正3(1575)年5月、三河国長篠(ながしの)城を武田軍が包囲、歴史に名を残す「長篠の戦い」が始まった。設楽原(したらがはら)では、勇猛果敢で知られる武田の騎馬軍団と、大量の鉄砲を投入した織田・徳川連合軍が激突し、死闘を繰り広げた。戦いの地がある愛知県新城(しんしろ)市では、毎年5月5日に、長篠城址において「長篠合戦のぼりまつり」を開催している。

 新城市観光協会事務局長の安彦(あひこ)誠一さんによると、

 「第1回長篠合戦のぼりまつりが開催されたのは、昭和41(1966)年でした。この地に散った武田軍および織田・徳川軍の将士の冥福を祈るため、両軍の定紋入りののぼり数千本を立ててお祀りするようになったのです」とのこと。

 祭り当日には、合戦行列や和太鼓の演奏、よさこい踊り、弓道大会、野点茶会などさまざまなイベントが実施される。中でも見逃せないのが戦国時代さながらの火縄銃の演武で、地元の長篠・設楽原鉄砲隊をはじめ、米沢藩稲富(いなとみ)流砲術隊、日本前装銃射撃連盟の3団体が甲冑姿で登場する。

ハイライトの火縄銃演武

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