社食に企業の想いあり

2014年5月16日

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小川たまか (おがわ・たまか)

ライター・プレスラボ取締役

1980年東京生まれ。編集プロダクション・プレスラボ取締役。ニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。経済誌やニュースサイトで企業取材、教育問題などを取材する一方、江戸文学も好き。Yahoo!個人でも執筆。Twitter:@ogawatam

 ヤフーの社員食堂がスタートしたのは今年1月31日。同社の設立日にあたる1996年1月31日からちょうど18年目にして、初めての社員食堂が生まれた。昨年の10月には社内カフェもオープンしている。今や知らぬ人のいないこの大企業初の社員食堂とは、どんな場所なのだろうか。

動機も部署もそれぞれ
社食の6人の「オーナー」たち

 インターネットで記事を書いている者にとって、Yahoo!ニュースのトピックス(以下、ヤフトピ)の存在を感じない日はない。クライアントの多くは「ヤフトピに載りたい」と言うし、「記事のPVがいつもよりあがった」という言葉はすなわち、「Yahoo! JAPANトップページのどこかに載るか、ヤフトピからリンクをはられた記事」とほぼ同意であったりする。実際にヤフトピに記事が載ると、しばらく連絡を取っていなかった知人から「記事を読んだよ」とメールが来ることもある。「ヤフトピ砲(※)」という言葉も存在する。

(※)ヤフトピに記事が掲載されたことにより、掲載元のサイトなどにアクセスが集中すること。しばしばサーバーが落ちることもある。

 と、ライターから見たこんな一面を紹介するまでもなく、ヤフーが大企業であることは誰の目にも明らかだろう。2003年に東京証券取引所第一部に上場し、2009年に本社を六本木ヒルズから東京ミッドタウンに移転。2012年には経営陣が交代し、代表取締役社長に宮坂学氏、副社長に川邊健太郎氏が就任した。4月に発表された2013年3月期決算では、連結純利益が前年度比14.4%増の1150億円と発表されている。

 ヤフーの印象をざっくりと言うなら、創業から18年とは思えない安定感がある企業だ。だから、これまで社員食堂がなかったということのほうが少し意外に感じる。少し前から社員食堂ができるという噂は聞いていたが、実際に完成した食堂はどんなものなのだろう。

ヤフーの社員食堂・BASE6。地下にあるとは思えない開放感を生み出した苦労は…

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