今月の旅指南

2014年7月25日

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狩野直美 (かのう・なおみ)

東京生まれ。フリーライター。旅行業界誌の記者・編集者を経て、1994年からフリーランスに。主に海外旅行関連誌、ウェブマガジン等に記事を執筆中。

 横浜で3年に1度開催される現代アートの国際展、横浜トリエンナーレ。2001年にスタート、今回で5回目を迎えた「ヨコハマトリエンナーレ2014」は、「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」をテーマに、各国から65組のアーティストが参加する。

福岡道雄 「飛ばねばよかった」 1965-66年
Photo:FUKUNAGA Kazuo

 華氏451の芸術とは、焚書をテーマにしたレイ・ブラッドベリのSF小説『華氏451度』に由来。アーティスティック・ディレクターを務める美術家の森村泰昌氏によると、ヨコハマトリエンナーレ2014は、人生のうっかりした忘れものや、現代という時代の特殊な忘れものを思い出すための“忘却巡り”の旅なのだとか。

 メーン会場の横浜美術館や新港ピア(新港ふ頭展示施設)には、創作活動の裏の失敗の歴史を視覚化したマイケル・ランディの「アート・ビン」をはじめ、歴史に埋もれた逸話をテーマにした、メルヴィン・モティの「ノー・ショー」など、“忘却”がキーワードのさまざまなアート作品が出現。2つの序章と11の挿話からなる本のように構成される。

 周辺エリアでも多彩なアートプログラムを実施。「まちにひろがるトリエンナーレ」が体感できる。

ヨコハマトリエンナーレ2014
<期間>8月1日~11月3日
<会場>横浜市西区・横浜美術館(みなとみらい線みなとみらい駅下車)、横浜市中区・新港ピア(みなとみらい線馬車道駅下車)など 
<問>03(5777)8600(ハローダイヤル)
http://www.yokohamatriennale.jp/

*情報は2014年6月現在のものです。料金・時間・休館日などの詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください

 

◆「ひととき」2014年8月号より

 

 

 

 

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