インドでイクメン始めました 新任取締られ役の子育て・ビジネス奮闘記

2014年7月17日

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 お世話になります。以前、丸の内経理マン育休日記を書いた田永です。人生何があるか分からないもので、2014年4月よりインド駐在になりました。今回は、経済成長著しいインドにおける家族、子育て、そして、本業のビジネスについて、つれづれ書かせて頂きます。よろしくお願いします。

 今、私はインドの首都ニューデリーから、約30kmほど南西に位置するグルガオンという新興都市にいます。近年、外資企業の支社や大型ショッピングモールが林立し、そこかしこに建設現場がある勢いのある街です。日本人駐在員も多く暮らしているので、日本食レストランもあります。とはいえ、建物と建物の間は荒野で、道には神聖?な野良ウシや野良ブタ、野良イノシシが闊歩しているワイルドな街です。短時間の停電は普通のことですし、4人乗りのバイクも、高速道路を逆走する車も、鳴り止まないクラクションにもすぐに見慣れることになります。

道には動物が闊歩するワイルドな街・グルガオン

「子どもが出来て、家を買うと転勤になる」
という都市伝説は本当か?

 さかのぼること今年1月、決算の繁忙期中に上司からコーヒーでも飲み行こうと突然呼び出され、神妙な面持ちでインド駐在の打診を受けました。 インドに行ってくれそうな経理マンはなかなかいないので、上司も思案に暮れていたようです。子どもが生まれて9カ月、マンションを買って6カ月、その次は転勤。うちの会社に限らず、奥田民生の歌にもある、有名な都市伝説どおりの展開です。

 これには、子どもがいて、住宅ローンがあると不正や途中逃亡するリスクが低いからだとか、働き盛りの30代中盤はたまたまライフイベントが重なるだけだという諸説ありますが、とにかく都市伝説は健在のようです。

 自分としては成長著しいインドでマネジメント経験を積めるチャンスだと思いました。元バックパッカーの血も騒ぎます。ただ、妻と1歳の娘を残して、3年前後の単身赴任をするのも、家族は一緒にいるべきと思う私の心情とも一致せず、避けたいところでした。上司には、家族と相談する時間を下さいと言いました。行けばなんとかなるだろうとは思っているものの、妻の同意が得られるかは少し心配でした。

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