インドでイクメン始めました 新任取締られ役の子育て・ビジネス奮闘記

2014年8月13日

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 妻と娘が到着して、最初にやったことは、ママ友を紹介することでした。妻が見知らぬ土地で最初の一歩を踏み出すには、子連れコミュニティへ橋渡しをしてくれるママ友の存在が不可欠と考えたからです。そう思い、妻と娘の到着の2週間前にインド駐在ベテランのI氏に、奥様を紹介して貰えないかとお願いし、1週間前にI氏家族とランチをし、妻子が来たときに紹介できる関係を築いておいたのです。

 グルガオンの代官山と私が勝手に呼んでいるCross Point Mall のベルギー料理屋にI氏家族とうちの家族で集合しました。お茶をしながら、駐在5年間で3人のお子さんを育てたI氏奥様の話を色々聞きました。日本人駐在員の子育てサークルがあること、1歳4か月の娘でも通えるプレスクールがあること、その他、買い出しに便利なスーパーの話など具体的な子育てノウハウを伝授してもらいました。一番良かったなと思ったのは、大変と言いながらも楽しそうに笑顔で話をしてくれるI奥さまを妻に合わせることが出来たことです。妻もインドでの子育てに対して、少し楽しいイメージを持ってもらうことができたと思います。ママ友の輪は駐在員を救うと思った瞬間です。イクメン日記と書きながら、いきなり他力本願でありますが、インドに来て、一つ考えが変わったことがあります。

普段の買い出しに利用する八百屋

「自分のことは、自分でやろう」は
インドでは必要なのか

 「自分のことは、自分でやろう。」、FUJI ROCKのルールでもあるこの言葉が、田永家の基本ルールであります。娘が産まれてからは、特に顕著で、家事は分業ですし、アイロンや靴磨きも自分でやっていました(共働きなので、当たり前かも知れませんが)。

 インドに来てからはその生活が一変しました。一言で言うと、「自分のことは自分でやるか、誰かにお願いしよう」です。通勤にはドライバーが付きます。レストランやホテルの入口には、ドアマンがいて、ドアを開けてくれます。サービス付アパートに住んでいるので、掃除から皿洗い、洗濯もお任せです。オフィスにはティーボーイがいて、四六時中、スタッフへお茶やコーヒーを運んでくれます。最初は、自分でやるから要らない、と思ってましたが、人間慣れとは怖いもので、人任せがどんどん楽に、そして、心地よく感じられるようになってきました。

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