今月の旅指南

2014年8月22日

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狩野直美 (かのう・なおみ)

東京生まれ。フリーライター。旅行業界誌の記者・編集者を経て、1994年からフリーランスに。主に海外旅行関連誌、ウェブマガジン等に記事を執筆中。

 美濃焼で知られる一大陶産地・美濃で、3年に1度の陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃」が開催される。今年で10回目を迎えるフェスティバルのテーマは「土と炎の国際交流」。

 メーンイベントの「国際陶磁器展美濃」は、世界四大陶磁器コンペティションのひとつ。今回は世界60の国と地域から2579点の応募があり、その中から選ばれた215点が会場に並ぶ。「器」にとどまらない、陶磁器の表現に触れられるのが魅力だ。

2014年「第10回国際陶磁器展美濃」 陶磁器デザイン部門グランプリ 吉村敏治 《KOCHIKU》

 ほかにも会期中は、製陶所や窯場が集まる多治見(たじみ)市、瑞浪(みずなみ)市、土岐(とき)市で、さまざまなイベントが行われる。

 「食と器と音楽と」は、アーティストのステージショーをはじめ、フードコートやクラフトショップなどが出店、楽しみながら陶磁器に親しめる。また、「アール・ブリュット美濃展」(「アール・ブリュット」はフランス語で「生の芸術」の意)は、地元の障害者が自分の心を表現した作品展で、初開催の前回、大きな話題となった。さらに同時期には、美濃各地の陶磁器祭りを巡る謎解きゲーム「美濃妖怪大図鑑」なども開催される。日本のやきものの約6割が生産される美濃の地で、芸術の秋を満喫したい。

国際陶磁器フェスティバル美濃’14
<期間>9月12日~10月19日
<会場>岐阜県多治見市・セラミックパークMINOなど(中央本線多治見駅からバス)
<問>国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会事務局 ☎0572(25)4111
http://www.icfmino.com/

*情報は2014年7月現在のものです。料金・時間・休館日などの詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください

◆「ひととき」2014年9月号より

 

 

 

 

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