「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2014年9月17日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 やっと、少し涼しくなりましたね。

 夏休みも終わり、先日秋津小学校に立ち寄ったんですが、子どもたちは真っ黒に日焼けして元気に学校に帰ってきていました。

 みなさんのお子さんも、きっとたくさんの思い出をつくったことでしょう。

 で、今回は、男の子とお父さんとの付き合い方の話です。

 秋津っ子たちが「お父さんの背中」をみながらどのように育ったのか、ですよ~ん。

「私たち夫婦には子どもがいないのです」

 私は、「幸いにも」3人の「子どもに恵まれました」。長女と長男と次男です。

 「幸いにも」「子どもに恵まれました」と思うようになれたのは、こんな苦い体験があったからです。

 わが子が小さいときに、私を含めて団地内の3人の若いお父さん仲間で子ども会を創設しました。

 で、船橋の船頭さんから捕りたての新鮮な魚を格安でわけてもらい大人も立ち寄れるようなバザーを兼ねた七夕子ども祭りを実施しました。また、空き地で団地内の落ち葉を子どもたちと集めて焼き芋会をしたり、冬には私がヒゲをはやしていることからサンタクロース役になってのクリスマス会なども楽しみました。クリスマス会では、若いお母さんがエレクトーンで素敵な曲を弾いてくれました。

 で、あるときの子ども会の行事に若い夫婦が参加してきました。

 でもそのときは行事の運営に忙しかったこともあり、挨拶程度の話しかしませんでした。

 ある朝、出勤電車でその若い夫婦の夫さんと乗り合わせました。

 で、私は話の糸口にそのお父さんに尋ねてしまいました。

 「お子さんは何歳ですか?」と。

 すると、そのお父さんは言いました。

 「私たち夫婦には子どもがいないのです」

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