元大関 KONISHIKIさん
ハワイの青年が大関に
快進撃の始まりは新幹線から


菅谷淳夫 (すがや・あつお)  フリーライター

フリーライター。1965年生まれ。人物インタビュー、美術、旅、鉄道、評伝など幅広い分野の記事を執筆。

【開業50周年記念】 My Memories of the 東海道新幹線

»最新記事一覧へ

初めて新幹線に乗った日はいつか。日付まではっきりと答えられる人は、少ないのではないだろうか。

 しかし元大関の小錦さんは、間髪を容れずに明言した。

 「1982年の6月20日」

 忘れもしない日だという。

(写真:井上智幸)

 その前日、18歳の小錦さんはハワイから、日本に着いたばかりだった。初めての外国でもあった。成田空港からリムジンバスを利用して、なんとか東京まで来たものの、世話になる高砂部屋は7月開催の名古屋場所の準備のために、もぬけの殻。ただちに名古屋へと向かった。

 小錦さんの故郷ハワイ・オアフ島には、観光列車はあるものの、本格的な鉄道はない。つまり、初めて乗った鉄道が新幹線だった。「びっくりしたよ。こんな速いものがあるとは知らなかったから」と当時を振り返る。

1
nextpage
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
「【開業50周年記念】 My Memories of the 東海道新幹線」

著者

菅谷淳夫(すがや・あつお)

フリーライター

フリーライター。1965年生まれ。人物インタビュー、美術、旅、鉄道、評伝など幅広い分野の記事を執筆。

WEDGE Infinity S
ウェッジからのご案内

Wedge、ひととき、書籍のご案内はこちらからどうぞ。

  • WEDGE
  • ひととき
  • ウェッジの書籍